昨日の説明通り、基本的に2羽で飛んでいる画像はつがいの場合かオス同士の縄張り争いのいずれかが多い。メスは縄張り争いをしないのが普通で、我がオスが戦っている時にはなぜか双方のつがいのメスは遠巻きに見ていたり羽繕いをしていたりするのを何度も目撃している。ただしそういう時のメスを撮影しても、闘っている雄同士が画面の何処かにでも写っていなければ、ただの羽繕いの画像でしかないのであまり意味がなくなってしまう。しかしそういう画像はなかなか撮れないものだ。撮影者は争っている2羽に集中するに決まっているから。
Today I would like show you another flight images of two crested kingfishers. These photos were took at Kumagawa river and kawabegawa river site in Hitoyoshi city of Kumamoto Pref.
今日の2羽は完全にオス同士の縄張り争いのチェイスシーン。
親子なのか、兄弟なのか判らないものの、そう遠くない血縁関係のはずだ。
早朝の球磨川本流で鳴き声も高らかに追いかけあいをやってくれた。
もう争っている時には傍にカメラを抱えた人間が居ようがいまいが集中してものすごいチェイスを繰り返す。逃げるほうが急旋回すれば後追いもすぐに続き、まるで戦闘機の空中戦そのもの、結構い迫力があった。たぶんヤマセミのこのような追いかけあいは狭い山奥の渓流ではとても撮影できないだろう。
結果として主翼の先が水面を切っているのか、水面を主翼が切ることでブレーキをかけて急旋回しようとしているのかは定かでない。