10月20日の日曜日に観察した球磨川支流の前川河口でのクロツラヘラサギをこのブログにアップしたが、今日画像をチェックしたらその日のクロツラヘラサギは28羽だった。何かに驚いて一斉に全部の野鳥が飛び立った時の画像をチェックしたら28羽のクロツラヘラサギが写っていた。もし、この騒ぎでも悠然と寝ているクロツラが居たら実際はもっと多かったのかもしれない。
前川河口には大潮の満潮時ほんの30m四方の中洲というか島が在って、クロツラヘラサギを始めアオサギ、鵜、ヒドリガモ、カルガモ等がコロニーを形成していた。これ以外にホウロクシギ、ソリハシシギ、などが別の干潟で行動をしていた。
潮が引き始めると河口の殆どが干上がってしまい、一面のぬかるみ干潟が現れる。そうなると中洲で押し合いへし合いしていた野鳥群もあっという間に干潟に散って広がり採餌行動に移って行った。
熊本県内随一の工業都市八代市の河口など汚くてとても見られたものではないと想像する方もいるかもしれないが、不知火海(=八代海、決して有明海ではない)に面した前川河口は意外に綺麗な遠浅の海岸景色を持っていた。今回初めてクロツラヘラサギのいる風景を撮影できたのだが天気さえ良ければ沈む夕陽をバックにクロツラヘラサギの群れを撮影しようと思ったが、逆光でシルエットに成った場合クロツラクロサギじゃないか?とも考えて今回は断念した。良く考えて次回11月の末には再度チャレンジしようと思っている。
Black-faced Spoonbills are still sleeping.
遠浅の河口は意外に綺麗な色をしていた。
When the tide begins to go down, they begin to foraging.
思い思いの動きで眠気から覚めたクロツラヘラサギ。
Wing end is black.
優雅に飛ぶ姿は翼端の黒色が非常に全体を締めていてデザイン的に非常に気に入った。
Today they are 28 members.
この日は10枚ほどの画像で確認したが28羽がこの場に居た。
明日はこの河口で初めて出遭ったホウロクシギとソリハシシギをアップする予定。