昨日の続き、球磨川支流前川の河口での撮影レポート、ホウロクシギとソリハシシギの画像をご紹介。このホウロクシギは10月6日の沖縄の那覇で撮影したダイシャクシギと非常に良く似ているが、今回初めてホウロクシギを前川河口で見て、似ているけれど何かが違う!と一瞬で判断できた。これはベニマシコとオオマシコが似ているけれど一瞬で違うと判ったり、アカゲラとオオアカゲラが瞬時にその違いを見分けられるのに似ていようか。
カメラのファインダーを覗きながら見ての判断は、ダイシャクシギがお腹が白っぽいのに比べてホウロクシギはお腹まで茶系の細かい柄が回っている事と、長い湾曲したクチバシが先端へ行くほど細く見えるダイシャクシギに比べてホウロクシギは割に肉厚なまま先端まで行く部分が違うような気もする。自分の眼で見た感じだけで述べているので水鳥の専門方に言わせると「バカ言ってんじゃないよ」と叱られそうだがお許しを乞いたい。何せ水鳥と猛禽類は遭えるチャンスが少なく完全に素人なので・・・・。
しかし浅井様の情報が無ければ撮影もできなかったし、栂野様のご指導なければホウロクシギである事も確認できなかった。やはり熊本の野鳥の会のメンバーの方々の知識と連帯感は全国でも異質のハイレベルなのだろうと思った。自分も入れて頂けてラッキーだったと撮影できた画像を見る度につくづく思う。
I saw seven Far Eastern Curlews at mouth of Maegawa river.
ホウロクシギは7羽を確認した。後姿の飛翔を撮影できた。
つくづくダイシャクシギに似ていると思う。
Four Far Eastern Curlews looking for baits.
潮が引き始めて一番最初に餌を漁り始めたのがこのホウロクシギのチームだった。
Terek Sandpiper looking for baits.
ソリハシシギは沖にはいかずすぐ目の前の干潟で餌を捜していた。
3~4羽で行動していたが、そのうちバラバラになった。
Back mountain is Mt. Unzen fugendake.
今回の撮影で水鳥にもちょっと魅力を感じ始めている。後ろは島原の雲仙普賢岳。