九州のど真ん中に位置する阿蘇山はご存じのとおり世界最大のカルデラ式火山の一つだ。北側の阿蘇谷と南側の南郷谷に判れて、数多くの野鳥が生息していて、季節ごとに数多くの渡り鳥も滞在する。旅鳥も渡りの途中に数日間滞在することが多く熊本県はもとより九州全域のバードウォッチャーの定番的探鳥地になっている。
今回は秋口の阿蘇谷で撮影した野鳥を紹介する。全国育樹祭開催の時にプロデュース参加した際の会場内で撮影したもの。場所は阿蘇みんなの森オートキャンプ場。車で行っても十分駐車スペースが有る。
The crater basin of Mt. Aso is very large.
阿蘇山の全景を路線航空機内から撮影するのは非常に難しいが熊本発の午後便で太陽を背にして空気が澄んでいる晴れた日に撮ればコンパクトカメラでもこの程度は撮影できよう。もちろん進行左側の主翼より前の窓側の席を取れなければ無理だが。
One of the central volcano Nekodake.
噴煙を上げている阿蘇中岳とは異なってぎざぎざに盛り上がった根子岳は印象的な山容をしている。この画像はみんなの森から撮ったもの。此処からは中岳は見えない。
The morning fog of Aso is very dark and deep.
早朝の仕込で早起きしたおかげで阿蘇の朝霧を撮る事が出来た。完全に霧の海になってしまっている。ちょうど阿蘇市がすっぽり入っている感じ。横からの朝陽で外輪山の内側の山ひだがよく判る。
Grey-streaked Flycatcher is one of traveler.
エゾビタキ、旅鳥で阿蘇山中には秋の渡りの途中に立ち寄る。英名の通り空中で羽虫などをフライングキャッチする。フライングキャッチはブッポウソウ、ツバメやセキレイの類と一緒。
Same as above
他のヒタキ類より少し大きく主翼も長い。観た感じ胸のタテ縞模様と縦長のそのシルエットですぐに判る野鳥。
Asian Flycatcher is one of migratory birds in summer.
こちらは夏鳥として飛来するコサメビタキ。サメビタキより小さいのでコサメビタキ。目の周りのぼーっとした白いアイリングが特徴。目の前部に白い部分が有るのも特徴。サメビタキはこれらが無いので目の周りがグレー一色なので判別はしやすいとの事を教わった。
Varied tit is a very populer bird in a country side.
ご存じヤマガラ。非常に人間にもなつく野鳥で、結構傍まで物おじせずに近寄ってくる。昔は縁日で露天商がおみくじを小さな社から持ってくる演技をさせていたが、今はどうなっただろう・最近はとんと見かけなくなった。