ヤマセミのホバリング画像の前にニュースが入ってきた!まずそれを先に。
やっとバイデン氏が大統領当選確実に成ったと全米の主要メディアが一斉に報じた。
これは筆者思うに選挙管理委員会がまだ最終結果を正式に発表しないのに報じた理由は、投票前にトランプの大規模集会をライブなどで盛んに報じたことが対立候補のバイデン氏に対して不利益ではないかとの突込み(ネット上で非常に多かったという)に「公平」を信条とする大手メディアも少し反省して「お詫び」の意味もあって早めにしかも一斉に報じたような気がする。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dfe68305c96f0aaf21c1f90c4fa87b23c1e8e73?page=1
メディアの情報だけで物事を考えてしまう一般民衆は、どうしてもメディアの誘導する方向へ民意を持って行きがちだ。国・国交省が考えるレベル・思惑、河川の専門家が考えるレベル・警告、県レベルが考えるレベル・対策、市町村レベルが考えるレベル・内容、それにそれぞれのクラスの議会・議員が考えるレベル・内容。そうして被災者、非被災者が考える立場の違いを含めての内容・要望・・・どれをとっても専門性・重要性・決定性でレベルや内容・実現性が全然違う。
メディアは、どのレベルの人間がどういった内容で何を主張をしているのか詳しく解説・論説する必要があるはずだ。例えば、為政者と今回の洪水被災者が「ダムが必要か不要か」を主張する場合、その立場、状況、知識・知恵、実現力の面で同じ影響力である訳がない。
しかし新聞の見出しは玉石混淆、悪く言えばクソ味噌一緒、同じレベルで見出しにこうしたダム容認・反対‥と言った文字だけを掲載する。読んだ読者がどう受け取るかは考えもせずに・・。
しかし新聞の見出しに「ダム容認・必要」などが太いゴシック見出しで連日出れば、さも世の中の意見がそちらへ動いた、あるいは大多数がそう考えているかのような影響・印象を読者に与えてしまう。
民衆はメディアの報道を良く考えずに鵜呑みにしがちだ。トランプ支持者対バイデン支持者の暴動の例を見れば明らかだろう?日本のメディアもそれを判っていて、どうも意図的に出しているような気がしてならない。
ハリウッド映画「ペンタゴンペーパーズ」や「大統領の陰謀」あるいはヘレンミレンが編集長を演じた「消されたヘッドライン」の新聞社が舞台の映画を見ても良く判る。新聞の見出しは非常に重要なのだ。朝の通勤電車の車内吊りにある週刊誌の見出しだけで大体の情報が判ろう、それと一緒だ。贅沢に車で移動できる地方の人には判るまいが・・。