2020年11月9日月曜日

11月のヤマセミ、川辺川で飛翔シークエンス。 This is flying sequence of the Crested kingfisher of Kawabe river in November.

  バイデン氏が勝利宣言して1日が経った。不動産商売人トランプ氏が大統領に成ったことを4年前驚きと共に知ったが、米国は二流の映画スターでも大統領に成れるし、州知事には幾人もの芸能人が就任している。本人に政治的基盤や能力が有ろうが無かろうが、芸能人上がりで台本しか読んだことが無くても、口先が達者で人気さえあればでトップに上り詰められる点で異質な国だと思う。

 そういう意味からすれば日本では知事にそういう者が選ばれた所は千葉県とか神奈川県・宮崎県くらいなものか?一方で石原慎太郎や田中康夫のように物書きが知事に成ったりもするが、これはまだある程度の頭脳があると民衆が認めているので別のケースだろう。断わっておくが決して芸能人や物書きを差別している訳ではない、念のため。

 しょっぱなから昨日の話を引きずってしまったが、今日も11月のヤマセミをご紹介。

 地図を見ると球磨川本流は人吉・球磨の錦町辺りで左に分かれる川辺川と真っすぐ東上する球磨川本流と上流に向かって分岐する。ヤマセミはこの両方に多数生息している。

 しかし多少この二本の川の流域のヤマセミは生態上ほんの少し違いがあるように思う。数値データ上で具体的な差異に関する証拠は出せないが、人家が傍にある、人の往来が多い球磨川とそうでない川辺川中流域~上流での警戒心の差がそれにあたるように思う。これは撮影時の微妙な距離感だったり撮影者を前にしての飛び方、採餌時の行動などにほんの少し感ずるだけなので気のせいだろう?と言われれば返す言葉はない。

 今日の画像は球磨川合流地点から5㎞上流のエリアなので、まだ民家が点在するエリアだ。

メスの鋭角急ターン!


こういった急ターンはヤマセミには珍しい。あまり見たことはない。

上の画像と似たようなスタンスだが、此処からはオスの画像。


左右に体を振るのみ何かしらの意味がある。決して航空機が翼を振るのとは意味が違う。

この際はそのまま水面近くへ滑空して降りた。