朝霧の球磨川の水面近くを飛ぶヤマセミ。意外に撮れそうで撮れないカットだ。ヤマセミは基本的に山奥の渓谷で生息しているため、なかなか高速で飛んだり羽ばたかず滑空するシーンを目視したり撮影したりすることは難しいと思われる。
これが川幅も広く遮る樹木や崖も無い人吉市内の河原ではヤマセミの高速飛翔シーンを撮影できるのだ。
高速の方向転換は単純に体を傾けるだけで済むようだ。
この状態を水面ぎりぎりですると両翼端が水面を切る事に成る。
山奥の渓流での飛び方とはずいぶん違うような気がする。
鋭く強い夕陽を浴びてやはり水面近くを飛ぶヤマセミ。