昨日のこのYAMASEMI WEB BLOGへのアクセスがまたまた1000件を超えた!有難い事、ご覧いただいた方々に感謝申し上げたい。今回は海外より国内からのアクセスが殆どだった。昨日投稿したオオタカの案件がすべてではないとは思うが嬉しい事だ。
今日は昨日に引き続き、親鳥(メス)が獲物をもってヒナの待つ巣へ戻る際、オープンエアーから巣のある高い樹の樹林帯を抜けて飛ぶさまをご紹介。
オープンエアーだとAFも割に合いやすいが、暗い樹林帯となるとシャッタースピードも露出も極端に違うので大変だった。それに飛ぶコースをよく観察はしているものの、時々南に寄ったり北側に寄ったりで、あらかじめ勘でピンを設定する訳にはいかなかった。
基本的に背景の樹林にピンが合ってしまう事が多かった。その中から必死に巣に餌を運ぶ親鳥の様子をご紹介。全て樹林帯での撮影、足に獲物を掴んでの飛翔シーン。
ヒナがまだ白い産毛で覆われている時期は巣へまっすぐ飛ぶのが常だった。
巣への進入も北東から来ることが多かった。
ヒナが茶色い産毛に変わる頃、西の針葉樹の上部で巣を確認して西から進入。
多分巣を見通せるルートを真っすぐ樹林帯へ進入。
此処までの4カットは連写ではなく毎回違う給餌のカット。
時には撮影者のほぼ真上を通過していった。
巣に近づいて急に下から上へアプローチしていた。
ヒナがだいぶ大きくなり、余裕が出来ると撮影者の頭上めがけて来る事もあった。
その後すぐ傍でヒラリとターンして巣へ運ぶこともあった。
この暗い樹林帯の巣に近い木の枝に留まり、2~30分間身繕いや羽根休み、脱糞をしてリラックスする様子が見て取れた。10名以上の撮影者には警戒心を持っていない事が非常に良く判る。
人が多いと自分の巣にカラスなどが近づかない効果がある事を知っているかのような感じだった。見物人のご婦人たちの高笑いなどにもまったく気を止めず、堂々としている。その様子はまた別の日にまとめたい。