昨日までの猛禽類同士がバトルを繰り広げた踊場湿原の北方数キロに存在する八島湿原では、今夏鳥と冬鳥が入れ替わり中。年に幾度も無い夏鳥と冬鳥が混在している時期に当たる。
夏鳥は、此処で繁殖するノビタキがまだ数羽見かけられた。同時にヒヨドリの群れが北を目指して小群(2~30羽の群)がいくつも飛んで行った。
一方冬鳥は、ジョウビタキとルリビタキが小鳥の通る道を次々と通過して湿原の斜面に散っていくのを目視出来た。モズ類はまだ見かけない。
ノスリは通年で居るが、ケアシノスリは冬系なので渡ってきたのだろう。
今八島湿原は草紅葉の最中で、湿原を覆う草全体がオレンジ色っぽく色づいている。
そんな中いま観られる野鳥をご紹介。
まずはノスリ、通年で全国的に視られる猛禽類
三鷹の野川、その他全国的に視られる
冬鳥としてのケアシノスリ、全体的に色が白く尾羽の縁が黒い帯になっている。
ヒヨドリの群れ移動
30羽ほどの小群
チョウゲンボウ
小型の鷹だが倍の大きさの猛禽類にも高速で挑む
三鷹の野川附近でも年中見かける。