2008年以来16年振りに六本木ヒルズの展望台へ登ってみた。
ただ単に東京の街を見下ろすが為に登ったのではない。以前からその存在は知っていたのだがPAUL・McCARTNEYの写真展を観に行ったのだ。実はいまいち自分の持っている彼へのイメージと違う内容だったらがっかりするだろうと、勝手に思い込んで行く気がしなかったのだ。
しかし、奇跡的な運命の巡り会わせで行く事が出来、大いに反省させられたのだった。
今日と明日はそのBEATLES/ポール・マッカートニーの写真展と16年振りの六本木ヒルズからの東京の街展望のレポートをお届けしてみたい。
まずは、東京の街の変貌に驚いた話から・・・。
3Fの展望フロアへの専用エスカレーターに乗って耳の違和感を唾を飲み込みながら解消しつつ展望フロアへ到着。広い周回展望空間(=ヒルズの窓際を一周できる、写真展はその真ん中部分のスペースで開催)は外光が入り灼熱の都心に在って景色は絶景!
16年振りだもの、気分はお上りさん!航空機から見る景色とあまり変わらない感じでお台場~羽田空港~かっての勤務先だった田町のグランパークタワー・ビル、遠くは房総半島から横浜~武蔵小杉の高層マンション。富士山は雲に隠れていたが、すっかり様子の変わった渋谷中心部、新宿周辺~池袋方面。東に回って都心ビル群の遥か遠方に東京スカイツリー。
そうして目の前の東京タワーが最近できた超高層の麻布台ヒルズの横にちんまりと建っているのが目に入ってくる。あの映画「三丁目の夕日」の頃の1957年建設中の東京タワーから2024年の今の状態まで常に一緒に居たんだと思うと感無量だった。
2008年の展望台から見た東京タワー 333m
2024年同じ場所から見た東京タワー、左が麻布台ヒルズ(国内最高325m)
2008年1月の渋谷方面、高いビルと言えば渋谷セルリアンタワーと東邦生命ビル
それが16年後の2024年(昨日)になるとその両ビルが高層ビル群に埋もれてしまい判らなくなっている。左端の広尾高級マンション群・広尾ガーデンフォレストは上の2008年バージョンで見るとまだ建築中。(=運用開始2009年)