此のところ毎朝このブログで自民党の総裁選、実質次の日本の首相が決まる選挙の話から始めているが、世の中にはほかのニュースはないのかと思うほどの勢いだ。
福島原発のデブリ試し取り出しのパイプ配管の順序を間違えたなど、高校の物理部でもやらかさないような初歩的なミスを犯したニュースが気になった。これって東電の関係者のレベルの低さを改めて世の中に広まてしまったようなものだろう?
そもそも「想定外」だったから仕方がないと逃げようとした東電の幹部。想定外の事を予測できなかったのは自分たちの「想定」が大間違いであった、無知であったという証拠ではないのか?
「これで良し!」と想定するレベルを決めたのは誰だ、自分たちではないか?それが間違っていたのだから東電幹部は当然有罪で罪を償わねばならぬだろう?
優れた科学者たちが実証データに基づき「危機想定」したレポートを無視して、勝手に自分たちの予算軽減に都合の良い「甘い想定」の下に対策を進めた御用学者たち+東電幹部たち世のメディアは何故放っておくのだろう?メディアに膨大なコマーシャル費用を投じてくれるからか?
だから日本にジャーナリズムが育たないと海外メディアが報ずるわけだ。
そのメディアへのコマーシャルを集める「電通」上がりの党の広報担当者が自民党総裁選ポスターを昨日メディアに発表した。
1955年自民党発足時の鳩山総理以降、岸田総理まで26名の総理の顔を並べたポスターだ。一発でお笑いタレント東国原英夫が「これ師匠(=北野武)のアウトレイジのポスターのパクリだろ!?」と見抜いた。
いかにも電通上がりのやりそうなことだが、ある面似たようなもんだろ?というブラックジョークなのかも知れない。26名の中には実際過去警察の御厄介になった悪人も入っている。
SNSでは日本をダメにして来た26名だの、いろいろ飛び交い始めているが、筆者の観点は少し違う。
1955年から2024年まで約70年間にどれだけ国のトップが替わったか?米国13人、英国17人だ。これに比べてコロコロ変わる日本の26名。これじゃ大きな国際会議の都度「初めまして」とやる日本の総理、世界で日本が同等に扱われる訳がなかったろうと思う。
政党もメディアも細かい事で足を引っ張って短期間で総理の座から引きずりおろし、新しい顔を立てる「パチンコ屋の開店記念」みたいなことはもうやめたらどうだろう?
今回の総裁選立候補希望者の数の多さを観ていると「個の弱さ、集団(派閥)に頼る日本人気質」がうっすら浮かんで見えてきてしまう、あー情けなぁ。
という事で今朝も「八代市の野鳥」チラ見をご紹介!