昨日の京都祇園祭恒例の山鉾巡行へ行ってみた。京都の友人二名が山と鉾それぞれ幹事をやっているので、色々話も訊けて大変勉強になった。
筆者は今まで山鉾巡行をきちんと観たことがない。2008年の際はちょうど巡行中激しい雷雨になってしまい、まるで何も見られず宿へ逃げ帰った。
10年前の2015年は別件で京都出張中だったが台風の余波で、他の催事に掛かりっきりで山鉾巡行自体は全然観ていない。晴れ男にもかかわらず余程ご縁が無かったのだろう。
しかし今回はきちんと自分の生の眼で観ておこうと、かさばり重たい一眼デジタルは持たずに、コンデジだけで身動きを軽くして、いろいろな場面を収録することに徹した。
京都の街も昭和の時代に行った時の古い紙焼きを探して比較してみると、街や道路も相当変わってしまい、ホテルや娯楽施設などもデジタル的なデザインとなり、更には街から電線や広告看板が消え「昔の雑然としたアナログの京都らしさ」が無くなったように感じた。
JR東海の「そうだ、京都へ行こう!」などにそそのかされて行った日にゃ、団塊世代にとっては失望感の方が大きいのではないだろうか?
今回は、鉾の幹事の手配で大原に泊まった、普段は京都ホテルが定宿。
昨日の四条河原町交差点
同じ場所の昭和時代、高島屋は改装され大きなコーラなどほとんど看板がない。
屋外で雅楽と踊りを観られるとは思わなかった。
京都の祇園祭は山鉾巡行だけではない、この辺りのPRが下手だと思う。
裏通りのこういった金魚すくいで気持ちも救われた。