2024年7月13日土曜日

団塊世代は人類はメディア報道のスピードと幅に付いて行けてないと危惧する。The baby boomer generation fears that humanity is unable to keep up with the speed and breadth of media coverage.

  首都東京の都知事選が終わった。

 当初のメディアが女性候補二名の激突を期待した目論見とは違い、意気揚々と選挙に打って出た蓮舫女史ご自身の目論見とも大きく違い、全てが筋書きとは大きく違う様相と結果を生んだ今回の都知事選挙。漫画の様だった選挙ポスター事件、NHKの政見放送・・・歴史に名が残る一大イベントだったのではないだろうか?

一般的なメディアはこういった感じで事後レポートをしている。

 一方であの著名人が一番恐れる文春砲は、選挙終了後の最新号では二位に躍り出た石丸伸二候補も大騒ぎの落胆蓮舫女史も、その名前が一切出てこない。メディア報道のスピードは日本人の脳の判断スピードをはるかに越えてしまっている。

誰もが恐れる文春砲は「賞味期限」の切れたネタはスッパリ切り捨てるようだ。蓮舫氏も石丸氏も、それこそ石丸伸二氏自身が得意げに使用する「オワコン化」してしまったのだろうか? ※オワコン=賞味期限が切れ終わってしまったコンテンツ⇒ネットスラング

 一方で、すべてのメディアの情報をアップするネット・ニュース情報では、以下のように数々の石丸伸二氏に関するネタを流し続けている。彼はそれだけ今回選挙ではキャラが濃かったのだろう。
 あの批判女史、蓮舫氏のアクの強さを完全に吹き飛ばすほどのキャラの強さ、選挙が終わって、ちょっとネットをサラってみただけでこんなにも石丸情報がネット上に踊っている。これは選挙日とその翌日だけに限っているので、今日現在は更にこれの数倍以上の「メディア情報」が氾濫しているだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=i8S-62f_htE 

=石丸伸二:日テレ動画:古市とガチ、例の当確発表日のTV局インタビュー。これが大反響を生んだことは間違いない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/61a073a8498650142ed39dfe6897abd98a3479eb?page=1

https://news.yahoo.co.jp/articles/742c4dea089b23506482ee3bccf5a568cc58b0b2

https://news.yahoo.co.jp/articles/091d7dd9ebf0557b736f46e207acf52e4c9c0006

https://news.yahoo.co.jp/articles/e2dc2d1feaf979e3dee58d8e7e9526a4332cdf24

https://news.yahoo.co.jp/articles/256722670b7fdfb2ec17ab5199ddff1addd431d9

https://news.yahoo.co.jp/articles/68a1cd3e454340deb5ed8907d51909284f431fd2

https://news.yahoo.co.jp/articles/0e1b63d71780c53b17fc7b25152d01043b27866e

https://news.yahoo.co.jp/articles/39334e091dc05bc28d2c1ef9829e82d54b509456

https://news.yahoo.co.jp/articles/e57725ce5bc55131a4d4ae9e019d9576c4d65359

 

 昨日などは、本人ではなく実父へインタビュー迄して報道している。一方で今だからこそ・・的な、情報も。

  石丸伸二氏の実父が、息子への批判に猛反論…!「悪いのはメディア」「うちのは全員頭がいいんじゃけぇ」週刊現代(講談社・月曜・金曜発売) によるストーリー・より一部  https://news.yahoo.co.jp/articles/2235acf41aad6431b76fdb6b9026227e05c9c7cb


気になった部分は此処だ・・。

「イメージと大きく乖離している実体=安芸高田市の市長を務めていたとはいえ、全国的にはほぼ無名。選挙戦では、特定の政党や大きな組織の支援を受けていないとアピールしていた。

しかしその実体は、イメージと大きく異なる
知事選後、「日本維新の会」音喜多駿幹事長は、石丸氏サイドから「何らかの支援をお願いできないか」と打診を受けていたことを暴露。政党色を出さず、こっそり支援を受けたかった石丸氏サイドは、政策協定を結び推薦の形を望む維新の会側の意向を呑まなかったという。
 そもそも得票数2位という大きな爪痕を残した今回の選挙戦では、自民党の萩生田光一衆院議員が主宰するTOKYO自民党政経塾の小田全宏塾長代行が選対本部長を務め、旧統一教会が運営する番組でメインキャスターを務める田村重信氏も選挙カーに立つなど協力していた。
要するに石丸氏の実体は、石丸氏自身が批判する既存政党の“政治屋”と何が違うのかわかりづらい。」
・・・・・・
 これって、あのMLB大谷選手の購入した自宅情報を突撃取材でバラし出入り禁止になったフジテレビ、日本テレビが火だるまになっているのと一緒。何と大谷選手が購入した家の隣家・隣人へ取材し防犯上大きな影響が生ずる報道をしてしまい、大谷選手は購入した自宅を売却しなければならない羽目になりつつあるという。
 メディアは、取材の為入って良い領域を「報道の自由」を盾に、今まで以上にどんどん勝手に広げているようだ。いつか反動が来るだろう?
 報道の自由とプライバシー侵害のバランスは、いまの日本ではほぼ在って無いようなものなのだろうか?石丸伸二氏の実父もメディアに答えてこう言っている。
 ――悪いのはすべてメディアですか。

「メディアよ。全部かどうかわからないけど、メディアの伝え方が悪いんよ。悪意がある質問の仕方しかせん。この間も日テレがインタビューしとるじゃない。最後になって、『どうでしたか』って。それまで密着取材しよったんならわからんこともない。突然出てきて質問してものう」

 報道し、情報を流し、馬鹿な群衆を集めて事件を起こさせ、それをまたネタにする。渋谷のスクランブル交差点付近の数々のトラブル・事件はそのほとんどがマスメディアによるマッチポンプの結果だろうと筆者は思う。

 昔からメディア人種が「ブンヤ=新聞屋」と蔑まれた理由はいまも生きていると思う。