今日の野鳥はコウライアイサ。我が国ではウミアイサ、カワアイサの二種がわりに全国で頻繁に観られるが、コウライアイサとなるとそう簡単ではない。
筆者は鹿児島県の川内川中流部で一度、人吉市内の球磨川で数週間にわたりオス1羽メス2羽の3羽グループに遭遇したが、球磨郡球磨村、肥薩線白石駅附近では2年間傷ついたコウライアイサを見守った経験があった。
残念ながら2020年7月4日の球磨川豪雨水害以降はその姿を観ていない。この白石駅付近で見守っていた頃、一度その付近で川の修繕・工事があり、コウライアイサが瀬戸石ダム下流まで移動していたことが有った。この個体は上流は一勝地の下流辺りから瀬戸石付近まで広い範囲で生息していたようだ。
ほんの一時期だったが、ちょうどそのエリアが八代市のテリトリーだったので、今回の八代市の野鳥シリーズに入れることにした。
このコウライアイサはサイズや外見シルエットはカワアイサに似ているが、色が緑ではなく黒で、メスは赤茶色。胴体の両サイドに唐草模様のような縞が存在する。
夏羽は頭部の色がボディと同じ真っ黒
冬季は冬羽になり頭の毛の色が茶色になる
非常に警戒心が強く、なかなか撮影させてもらえなかった。