熊本県球磨郡錦町にツクシイバラ群生地がある。ツクシイバラとは九州北部の筑紫(ツクシ)という地名とノイバラを掛け合わせた言葉。
ヤマセミの生態観察で毎年数回通っていた時期には、必ず5月にこの群生地を訪れセッカやホオジロ、時にはホオアカがこのツクシイバラに留まって囀る場面を撮影した。
しかし今年は2回ほど行ってみたが、セッカはまだ声が聴こえず、ホオジロも一羽に遭遇しただけだった。季節の問題なのか・原因理由がまだ判っていない。
繁殖期のど真ん中である事だけは芋虫を咥えたオスの姿で良く分かった。
人吉盆地の外輪山山並みを背景にツクシイバラ群生地
意外に一株が満開になる時期は短い様だ
群生地は非常に手入れされていて、車で乗り入れられる。
囀るオス
繁殖期の真っ最中
今の時期、なかなか出遭え難いメス。※別の「天子の水」という花園で。
今回、手入れされている方々をほんのちょっと手伝ったら・・・。ワタシです。