今から10年余り前NHK大河ドラマ「八重の桜」を御覧になった方、団塊世代では結構多かったのではないだろうか?
このドラマを未だに覚えている。それは主演の八重を演じた綾瀬はるかに惹かれた訳ではない、その兄覚馬を演じた横浜国大の後輩西島秀俊の縁でもない。
江戸末期の会津藩で子供たちに対するしつけ「什の掟」の最後に出てくる言葉「ならぬものはならぬものです。」という教戒だった。
子ども自らによる幼児教育グループ―「什」
六歳から九歳までの会津藩市の子弟(男子)は町ごとに十人前後でグループを作っていた。
この集まりを「什(じゅう)」と呼んだ。会津藩では、藩士の子弟は十歳になると、藩校・日新館に通った。九歳以下の子供たちが集まる「什」は、日新館入学前に、会津藩士の”心構え”を身につけさせるための、ある種の幼児教育の場、だった。
毎日順番にグループの家に集まり、そこでリーダー什長(什長)がお話をした。
なぜ突然このような事をこのブログで書き始めたかというと、昨日の読売新聞一面の
記事が非常に気になったからだ。
いわゆる日本における少子化問題に対する対策を詳しく書いてあった。
4月26日付読売新聞全国版朝刊より出典
別の記事面では見開き全段で詳しく読売新聞の主張が書かれていた。まっとうだと思った。
同上
我が国のメディアでこれだけ突っ込んで詳しい内容を書いたものは未だに知らない。
つまりは、日本における「少子化問題」は一番重要な部分をねぐって解決しようと
しているのでは無いだろうかという疑問がわいたから・・。
この続きはまた明日。「ヤマセミの生態」を研究しながら、「生き物の最低限の義務を
果たさず自由な生き方、自由な考えを主張しメディアがそれを後押しした結果の日本人
が今の姿」だと思うから・・。