2024年2月24日土曜日

米国オープンAIの出したSoraの恐ろしさに世界はまだ気が付いていない。 The world has not yet realized the horror of Sora, created by US Open AI.

  プロンプト: 「数頭の巨大なケナガマンモスが雪に覆われた草原を踏みしめながら近づいてきます。その長いケナガマンモスの毛皮が風に軽くなびきながら歩きます。遠くには雪に覆われた木々やドラマチックな雪を頂いた山々が見えます。うっすらとした雲と太陽が高く昇る午後半ばの光があります。」 距離が暖かい光を生み出し、低いカメラの視点から美しい写真と被写界深度で大きな毛皮に覆われた哺乳類を見事に捉えています。」

この文章を米国オープンAIが2月15日に発表した生成系AIソフト「Sora」にインプットするとこの映像が回答されるという。


 2022年、一昨年11月米国のオープンAI社から発表されたChatGPTでAI、IT、コンピュータの世界は大騒ぎになった。

 人より先んじてAIジャンル、ITジャンルに長けた者たちは、その凄さ、有用性に飛びつき盛んにこれを利用して色々な実際例を創造してきた。

 それが広まると同時に「悪用」するパターンが急増し、世界の政治・ビジネス・アートの世界で大混乱が起きつつある。

 今、あのオッペンハイマー博士らが生み出した原爆以上の脅威を人類に与えかねないという危機感が、共産主義国を除く全自由世界の指導者の間で共有され始めており、メディアもその混乱ぶりを報道しているが、メディア自身はまだその危険性をよく理解しておらず、有用性や凄さばかりを報道しているのが現状だ。

 メディアの人材にはこの危険性、悪用された場合のケーススタディに思考が及ぶ頭脳者がほとんどいないと思われる。

 人材に乏しいわが国でも、脳科学者と自称する者はいるが、いずれも頼りにならないメディア露出上で「脳科学者」と謳っているだけで、実態は事情通・評論家の域を出ていないのが実情。

 この生成系AIを分析し、この先を予測できる者は殆どいないのが現状。むしろ犯罪すれすれで悪用して効果を実験している「犯罪者並びに予備軍」の方が実態把握に近い存在なのかもしれない。

 日本の自称脳科学者はこんなレベルだもの・・。

「科学がつきとめた運のいい人」って本出したが、中身は一切告知せず、読者の声を羅列し「こんなに読まれて好評です!」と宣伝しているだけ。この読者の声全部が「ヤラセや生成系AIの声」でないという証拠は何処にもない。サプリや健康機能食品の宣伝方法と何ら変わらない。
 TVにもレギュラーで出ているタレントさんなのだ、実態は。本物の脳科学者だったらこんなレギュラーTV番組に出られる訳がない。視聴者のレベルもそんなことも判らない、気が付かないレベルなのだろう。

一方で茂木健一郎氏

 スエーデンの医師アンディッシュ・ハンセンのベストセラー「運動脳」に関して、後追いの解説本みたいな本を出している。いわゆるコバンザメ商法だ。イージーにも程がある。

 こんな程度の脳科学者たちしかいない日本で、Soraの脅威が今後世界にどんな悪影響を与えるだろうか?想像できやしまい。もう自分で防御しなければ・・。

 そんな中、日本のメディアでも数少ない危機感を感じ特集をしているところが在った。明日はこのご紹介をしようと考えている。