5月ともなると、ヤマセミ繁殖活動のほとんどは終盤に掛かるか終了している。巣立ちの時期は早いつがいで4月、遅くとも6月中旬には完了している。
其れより遅いケースを人吉界隈では観たことがない。気温が上がりすぎて巣穴の温度が高くなるからだろうか?もちろん理由は一つではないと思われる。
実は、九州での5月~6月の日射は恐ろしく強く、川原で長時間観察するのは非常に大変なのだ。熱中症、日射病、水分不足その他で倒れかねない。過去10年の間、地元のホームセンターで事前にどれだけのテントや熱中症予防備品を購入した事か・・。
地元のベテラン観察者の方々に差し入れなどを頂いて気を使って頂き、助けられたことも数多い。感謝感謝だ。
早朝日の出から夕方まで続く野鳥観察も余程の準備が必要だ。出来れば車の中からが望ましい。
球磨川本流のつがい 2012年5月5日
球磨川本流(2㎞上流) 2012年5月27日 上のつがいとは別のファミリー
2012年5月27日 川辺川のつがいファミリー
2012年5月27日 球磨川本流のつがい
ヒナが巣立った後、久しぶりのつがいでの飛翔
仲睦まじいシーンだった、同上。巣立った幼鳥たちはまだ川へ出てきていない。