今回写真展で来場者の中からいくつかの質問を受けた。「飛んでいる野鳥を撮るのはとても難しいですよね?」が、結構多かったのでこのように申し上げた。
航空機は3次元で飛びますが、実際はほぼ2次元で飛んでいるように見えます。しかし野鳥は急下降・急ターン、ホバリング、急な飛び出し、加速で3次元でも一番難しい動きをします。
航空機はそれは出来ないので、実は撮影は野鳥よりはるかに簡単なのです・・・。
その実例2011年英国ファーンボローでの国際航空宇宙展での戦闘機の撮影を見て頂ければわかって頂けると思う。ほとんど500㎜手持ち撮影だ。
ブルーインパルスが簡単に撮れるのと同様、曲芸飛行も・・。
アクロバチックな飛行もゆっくり見える
F22ラプター、最強の戦闘機もしっかりと捉えられている。
これらに比べれば、飛んでいるスズメを捕える方がはるかに難しい。