つい先日3月12日、このブログが開設以来アクセス80万回を超えたとご紹介したが、既にそれから5,000アクセスを超えた。時が経つのをカレンダーや時計で確認するよりブログのアクセス数変化で感じる方がストレートに筆者の脳へ入ってくる。表現が古いが、時計のチクタクを直接脳が感じ取る気がする。
脳と言えばあの急速に拡散しているチャットGPT(=ChatGPT)がイタリアで使用禁止になった。
https://jp.wsj.com/articles/chatgpt-banned-in-italy-over-data-privacy-concerns-1aa32bbd
その理由が、ChatGPT側が利用者が活用するために打ち込んだ「文章・データ」などを無許可で保存している・・・というものだ。
これはChatGPTが対話型AIとしての精度を上げるため、利用した者の情報をそのまま蓄積するだろうから「機密文書」や「新発見の情報・データ」などを黙って只で取得されてしまうのが怖い・・と最初に懸念した筆者の予想が現実に成った気がする。
「便利の陰に常に陰謀在り・・」とは筆者が21世紀に入って常に思っている事だ。
ネット関係のビジネスは常に一般常識の先を行くし、知らない者の弱みを巧みに突いて暴利を得るのはあちこちで見られる事だから当初から心配していた。スマホ、仮想通貨、VR、ネットバンキング、お財布携帯・・・、便利なモノの裏側には必ず危機・落とし穴が存在すると筆者は踏んでいる。
ブログ本題に入る前に、朝飛び込んできたニュースに気を奪われてしまった。
きょう日曜日のこのブログは団塊世代の野鳥好きの方々への「ご紹介」別に宣伝でもPRでもないが、自分で昨日行ってみてこういった数少ないアカデミックな野鳥展示はそうそうないのでお勧めと思ったまで。
皆さん桜のお花見で浮かれている合間に、空いた展示施設へ行かれるのも良かろうと・・。
場所は東京駅丸の内にあるKITTE。10年前に改装なった旧東京中央郵便局の2Fにある東京大学インターメディアテクがその会場だ。今回の極楽鳥展示はその開館10周年記念として開催されている。5月7日までのロングランだ。
極楽鳥の殆どが綺麗なのにカラスと同族、・・という事は10年ほど前ニューギニアに生息する極楽鳥二十数種全てを撮影したと写真展を開催したティム・レーマンという野鳥撮影家のイベントで知った。品川のキャノンギャラリーでだったと思う。
もちろん、カケスやカササギ、東京の都心を飛び交うオナガも同族だ。
実際の極楽鳥たちの剝製を観ると、その大きさを実感できる。日本にいてはまず絶対に遭遇しないとは思うが、こういった自然科学の殿堂で実物の剝製を見ておくことは非常に重要だと思う。野鳥のサイズのイメージを脳に刻むためにも・・。
以前、筆者が最初にヤマセミという野鳥に人吉市内球磨川土手で出遭った際、それまであの綺麗な翡翠色の小さなカワセミのモノクロ版がヤマセミだと思いこんでいて、目の前のハトくらいの大きさの野鳥が「これがあのヤマセミか?」と気づくまで数十秒掛かってしまったようなバカな事にはならないだろう。
http://www.intermediatheque.jp/ja/schedule/view/id/IMT0257
是非、ご覧いただくことをお勧めしたい。