連日新型コロナの第8波の兆し報道が流れる中、紅葉行楽で一杯の高尾山へ紅葉の中の野鳥を撮るべく登ってみた。今年5月25日以来の事だ。
実は昨日は全く高尾山になど行く気はなかった。朝11時に西荻窪の歯医者予約を終えて新宿経由であたしい写真集の打ち合わせで御徒町に向かう途中だった。久しぶりに桂花ラーメンを食べて都営地下鉄大江戸線の駅に向かって新宿地下道を歩いていたら、ばったり知らない4人組に呼び止められたのだ。
昭和40年代高校時代ならカツアゲか?と思うような昔から在る古い地下道、しかも現在はあちこち工事中。しかし筆者を呼び止めたのはさる野鳥関連団体のメンバーで、一人だけ過去に二度ほど会った事があった人だった。
で、4人とも筆者のこのヤマセミWEBを毎日朝見てくださっているというではないか!
それで筆者のいでたち恰好を見た途端、「これから高尾山へ行くんですが、ぜひ一緒に!」と言い始めた。迷彩のカメラ用デイバックに軽登山靴だものそう言われてもおかしくない状況だった。筆者的にとってはまったくいつもの都心徘徊スタイルなのだが・・・。
夕方都心の高層ビルから登る昨日の満月をビル越しに撮ろうと思って、フルサイズに50~500㎜ズームを持っていたので高尾山へ行っても月は撮れるな?と思い、全員ブログの読者ということに喜んだのかあまり考えずに誘いに乗ってしまった。
実は筆者は2週間前家の高枝植木を切って背筋を痛めコルセットして自然治癒したばかりだったのだ。さらに、デイパックには歯医者の後、先ほど地産マルシェの店で買い込んだ野菜類が入っているんだが・・。
高尾山に着いたのが昼過ぎの1時10分。3名は当然のようにケーブルカーの駅へ向かったが、人混みが大嫌いな筆者と、一番若いメンバーが登山道から上を目指して上り始めた。
ルートは斜度は急だが視界の効く一番一般的な自動車道。しかし降りてくる人は非常に多いが、昼1時半ころから登る人は数えるほどだった。
午前中はさぞ多かっただろうが、ケーブルカーで登って、下りは歩く人も多いのではないだろうか。途中で救急バイク先導の救急車(軽)が下ってきたのには驚いた。
結局30分でケーブルの上の駅に着いて、ケーブルの列に並んだ3名より早かった。筆者はまだ1回しか登りのケーブルカーに乗ったことがない。
紅葉は今が盛りで、野鳥の数は少ないが紅葉の中での撮影はコゲラとヤマガラが相手をしてくれた。