いきなり昨日から6度下がった今朝、温度の急変化は人体に多くのストレスとダメージを与える。これからしばらく曇天小雨のシーズンが始まる様だ。
昨日は代官山のヒルサイドテラスにあるANNEX Aという展示場というか、貸しスペースでの花の写真のグループ展に行ってみた。
情報は25年間勤務した広告代理店時代の同僚(生け花の師匠)のFacebookから。彼女の友人がこの写真展に出展しているというので3日前に訪れたという投稿を観てだった。
実は筆者の小学校時代(福岡学芸大学附属小倉小学校)のクラスメート女子(東京・福岡在住)が写真撮影にはまって、色々なモノを撮影しているのをFBを通じて知っていた。彼女のFBサイトが色々トラブルで「現在このコンテンツはご覧頂けません・・状態」があまりに頻繁だったり「このFBサイトは終了しました」などで閉鎖されたりで途切れてしまっている。
しかし活動的な彼女が続けて室内・生物・花といったモチーフの撮影に夢中になっているのを知っていたので、ひょっとするとこのグループにも参加しているのではないだろうかと思ったのが実際に観に行くきっかけでもあった。
小川義文さんという写真家さんのグループ。昨日受付で訊いたら、るり子女史、前日会場に来ていたとの事!やっぱりという感じだった。
子供の頃から動くものに即反応してしまうという恐竜時代のDNAが強く残っている筆者には、同じ写真撮影の世界でも一番遠い対極に居るようなジャンルだと思う。いわば南極の生き物が北極の生き物を観に行ったようなものだ。
たぶん、自分にやれと言われても出来ない世界だ。花は決して嫌いじゃないし、朝晩コンデジで撮る写真の20%くらいは植物(こうした豪華で綺麗な花は少ないかも)のような気がする。
展示している作品に作者の名前が無いのはうまいやり方だと思った。こういう方法は好きかもしれない。ただ昨日は陽射しが強くて室内の展示した作品に直射日光が当たったりして鑑賞し難かったのは残念だった。曇天か日没後の方が良いかもしれない。
筆者は花の絵画は見ないが、写真は観る。理由ははっきりしている。水彩や油の絵画では花の持つ蛍光色が表現できないから。写真ではそれがある程度表現できるので割に観る事がある。
作品はそれぞれ個性が出て工夫や努力が感じられた。こうした綺麗な写真は準備から印刷まで大変だと思った。
ただ受け手の筆者はあまりこうした綺麗なものに囲まれて育っていないので、窓際の瓶に入った花の作品を見ると、花より窓枠を見てかっての少年鑑別所を思い出したりしてしまうような不謹慎な鑑賞者だったので申し訳ないような気がする。
自分的にはどうしても標高1700mの湿原の斜面に咲く花を撮るので精一杯だから、重なる部分は少ないが、撮る苦労を想像する意味で良い勉強になった。今日が最終日、雨だが行ってみる価値は大きいと思った、まだ間に合うよ。