春から初夏にかけての霧ケ峰で、ノビタキやカッコウの生態をレポートしてきたが、今回は猛禽類のハンティング。チョウゲンボウの採餌シーンだ。
毎朝、毎夕、草原をチョウゲンボウがホバリングしながら飛び回っていた。
ほとんど通過する人がいない時間帯に、木道にしゃがんで500㎜ズームを手持ちで観察しながらチャンスを狙ったが、急降下して獲物を抑える場面はピンボケで絵に成らなかった。
しかしホバリングの最中と、野ネズミを捕まえて凱旋フライトのシーンだけは押さえられたのでご紹介。
猛禽類が獲物をぶら下げて凱旋するシーンで一番多い記録がモズを除くとハヤブサとチョウゲンボウだ。
実は何度も水中へダイブする同じ猛禽類としてミサゴの方が人吉界隈での撮影データとしてはるかに多いが、陸上でのハンティングはチョウゲンボウが多い。それだけ個体数が多いという事ではないだろうか?