2010年以来、東京から熊本の八代~人吉へ通い、そこでしか間近に観察できないヤマセミの繁殖その他を観察し続けてきた。
実はカワセミの方は、とんとそのチャンスがなくてまだ間近での観察撮影ができていなかった。存在感の大きなヤマセミは警戒心こそ強いのだが、観察撮影者の筆者に慣れてしまえばよほどのことがない限り飛んで逃げるようなことがなかった。
新型コロナ過のおかげでここ丸2年以上人吉詣でが出来ていないので、身近な野鳥の観察撮影に勤しんできた所、偶然先日カワセミが二羽並んでいる所に遭遇。
観察をしていると、オスが離れた場所で採餌しメスへ運んで「求愛給餌」のセレモニーを行った!向きが背中越しだったので十分な撮影画像ではないが、「求愛給餌」そのものは理解いただけよう。
今日はそのカワセミ2羽の佇まいと、オスの献身的な「求愛給餌の模様」をお届け。
野川では珍しく二羽そろってくつろいでいた。
繁殖期にしか見られないペアでの枝留まり。
気が付くとオスは水辺の灌木の中段へ・・。
あっという間に高度差5mくらいのダイブ、野川にしては高度からのダイブ。
この時期にしては大きめの獲物をゲットできた。
咥えなおして頭を前にしてメスのもとへ・・。
早速、求愛給餌行動へ、教科書通り。
渡す瞬間はメスの陰で見えない。
メスが受け取った直後画像。
早速飲み込むメス。オスは胸張って自慢中。