定点観察をしている上野不忍池で、真昼間に樹上で毛づくろいするゴイサギを発見!ナイトヘロン(夜鷺)といわれる夜行性の鷺が、真昼間の12時にカンカン照りの池の樹で羽休めしながら身づくろいしているのも珍しいと思い、しばらく観察をしてみた。
ゴイサギは水のある所であればどこにでもいるようだ。東京でいえば市ヶ谷の外堀でもホシゴイ含めて見かけたし、地元三鷹の野川にもいる。
10年通った熊本県内の全域、特に球磨川流域でも何処かしこで遭遇した。熊本市内の江津湖、八代城址の堀、八代の日奈久温泉の港などでも。対岸長崎県の島原市内は商店街の堀川で沢山繁殖している。
今回は日中樹上で身づくろいする姿が面白かったので、レンズを向けていたらジーッとこちらを見つめて、いきなり背伸びして飛び立ち、真っ直ぐこちらへ向かってきた。
オオタカなどの猛禽類は視力が良いので2~300mくらいの距離からレンズめがけて飛んできたことが幾度かあったが、鷺の仲間が同じ事をするとは夢にも思わず、腰を抜かしそうになってしまった。今日のブログはその時の撮影。
真昼間から堂々と樹上にたたずむゴイサギに驚かされた。
ちょんまげ?冠羽がユニーク。
不思議そうにこちらのレンズを見ていたが・・・。
いきなり身をかがめて「せーの!」で
飛び出した。
バレエ白鳥の湖にこんなのがあったよなー的ポーズ。
真っ直ぐこちらに向かってくるではないか!そのままでは望遠過ぎてピンがボケてしまうので、ズームの最短70㎜にしなければと・・・
慌ててズームレンズをつぼめてピンを合わせた。歳をとるとこのあたりの敏捷性が・・。
頭上真上を通過するゴイサギ、意外に翼が長い。
これは別の個体。この日はゴイサギにずいぶん出遭った。