春一番が吹いた翌日の東京都心は寒かった。昼頃まで晴れていたのに1時半頃から暗くなり上空を黒っぽい雲が覆ってしまった。そんな中目黒に用事で出かけた後、通り道の国立科学博物館附属自然教育園へ入ってみた。
前回此処へ入ったのは1月28日だった。その時のブログをご参考、
http://yamasemiweb.blogspot.com/2022/01/i-realized-again-that-institute-for.html
「国立科学博物館附属自然教育園はなかなかのモノだと再認識した。 I realized again that the Institute for Nature Study attached to the National Science Museum is quite a thing.」
この時は晴れていて、ルリビタキ、オオタカに出遭えて驚いたものだった。昨日は今年二度目の入園。時間的に1時間もいたかどうかという短い間だったがオオタカとノスリに出遭えて、なおかつルリビタキ(オス)もまだ居る事が確認出来て収穫が多かった。
日曜日なので子供連れが多いだろうとの予想通りベビーカーを押すファミリーが数多く見受けられた。しかし、皆さんご近所の方々らしく自然教育園への来園頻度が高いようで、野鳥に関しても非常に興味を持たれるファミリーが多かった。
ノスリが池の奥の枝留まりしているのをみて、「オオタカの幼鳥が居ますねぇ!」と声をかけて来る方もいた。ノスリです、と撮った画像を拡大してお見せしたらあっという間に10名ほどがのぞき込んで「凄い!こんなのが居るんだ!」と驚いておられた。
多分、池の水際に居る小動物などを狙っているようなので「多分、ダイブして採餌すると思いますよ。」とアドバイスした直後舞い降りたのでどよめきが起きてしまった。採餌は失敗だったが三度目に成功して何かを掴んで森へ消えていった。
全国のどの都市を探しても、多くのファミリーが見守る中で採餌して飛び去る猛禽類を観察できるような所は此処をおいてほかにあるまい?改めて東京の山手線の内側(=ど真ん中)にある自然教育園の凄さを知った次第。
小枝に遮られていてほんの針の穴を通すような所から撮れた。
何とこちらへ飛んでくれた。
ノスリはかたずをのんで見守るファミリーの前でハンティングを実行。
大都会であまりこういったチャンスは無いと思う。
相変わらずルリビタキ(オス)は待ちのカメラマンを従えて滞在中の様だった。
入口の教室で展示されていた「今月の見どころ」通りにジョウビタキも居た。
ジョウビタキのメスは今月のヒロインらしい。
寒い日曜日で暖房の効いた部屋は結構入りが良かった。
今の時期の見どころをきちんと教えてくれる。
教室の剥製通りにちゃんと居てくれたオオタカ!此処の説明はあまりに正しい!