10月に入り、今まで入れなかった都内の主要な緑地帯、公園への入場が可能になった。今年の秋は夏の暑さがいつまでも長引いて、ここ1週間で急激に気温が10℃以上下がり、全国的に秋というより初冬の雰囲気に見舞われている。この激変が動植物にどんな影響を与えているだろうか?
一昨日大手町の新型コロナワクチン・自衛隊大規模接種会場で二度目のモデルナワクチンを接種。そのまま平川門から皇居東御苑に入ってみた。
残念ながら目ぼしい冬鳥はまだ到着しておらず、通年で居る留鳥のみの確認しか出来なかったが、今日のブログは、とりあえず久しぶりの皇居東御苑の佇まいをご紹介。
一昨日の場合麩菓子御苑ではあまり大きな収穫が無かったため、引き続き北の丸公園へも足を運んでみたが、まだ冬鳥は来ていなかった。百舌鳥の高鳴きだけが耳に残っている。
江戸城本丸跡の在る広場にある柿木にメジロが5~6羽来ていた。
もうすぐ大方喰い尽くすだろう。
カワウが堀に数羽居た。上空を幾度も飛びかっていた。
モゾの高鳴きは都心では早い方かもしれない。
カイツブリはあちこちの堀に居る。
ツワブキの黄色い花が満開だが、キチョウが盛んに蜜吸いに来ている。
ツワブキはあちこちに散在している。今が最盛期。
十月桜へ蜜吸いに集まるアゲハチョウ。
鹿児島の県花でカイコウズと言うがアメリカディエゴの方が呼び名としては有名。
カイコウズの花芽。暖かければ年に2~3回は開花するという。
こうして東京駅の方を見たら、あの1970年竣工で皇居を上から見下ろすなど不敬だとメディアが叩いた東京海上火災(当時)本社ビルが、今や一番低い存在に成っている。当時叩いたメディアの記者は皆天国だろうが、この変わり様をどう思っている事だろう?