2021年10月14日木曜日

今から11年前、川辺川のヤマセミに遭遇したての頃の印象的な画像。 An impressive image of the time when I first encountered the Kawabe River crested kingfisher 11 years ago.

  今朝起きて、ルーティンの犬散歩に出ようと玄関のドアを開けたら一番近い高圧線鉄塔の上にハヤブサが居た。一応コンデジで撮ったが、散歩が終わって戻ってもまだ居たので500mf4で狙って飛び立ちを撮った・・つもりだったが、メディアが入っていなかった。

 もう朝から腹立たしい一日が始まった。くそ!

コンデジ、逆光空抜け、でもこれだけ証拠写真撮れれば、ま、いいか?

 4回連続で2010年に人吉市の球磨川で初めて遭遇したヤマセミの佇まいをご紹介してきたが、実は同年2010年に地元にお住まいの方に川辺川のヤマセミを教えて頂いたのだ。

 八代からレンタカーで球磨川を遡り、宿や買い物で口を利く以外最初の個人的な会話を交わした方が偶然人吉市界隈随一のベテラン野鳥観察者だった。お歳は筆者よりちょうど一まわり先輩、同じ鼠年だ。

 この偶然がその後11年以上ヤマセミに関しての観察・研究の基本に成っている。生涯の恩人と言って良い。

 この大先輩に案内して頂いて川辺川のヤマセミに遭遇できたのは、まさにご案内頂いて直ぐだった。如何にヤマセミの存在に詳しいか非常に驚いたのを昨日のように覚えている。

 ご案内頂いて、先輩は戻られたが筆者は記憶ではその後5時間以上そのエリアに居たように思う。球磨川本流と何が違うって、その川の色がまるで違っていた。ほとんどの部分で底まで見通せるのだ。魚の存在はもうバッチリ判る。群れているのがしっかり判るという感じだった。

 球磨川は人吉市だったがこの川辺川は相良村、五木村に属している。人吉市とは距離が離れている。此処の個体は人吉市の球磨川までは飛んで行かない、此処で繁殖し此処で生息している。

2010年4月最初に撮った川辺川のヤマセミ♂は給餌用の魚を咥えて飛んでいた。


オスに餌を貰ってオスの周りを飛び喜ぶメス。


この綺麗な水の色!10年以上日本一の水質を誇る清流であることは間違いない。