2021年7月31日土曜日

団塊世代はヤマセミとカワセミの同族比較写真集を作ろうかと思い始めた。The baby-boomer generation began to think about making same kind omparison photo book of the crested kingfisher and the kingfisher.

  昨日のカワセミのホバリングのたった一枚の画像にTwitterでも多くの方々から賛同を頂いて、団塊爺は非常に気を良くしている。

 感染者数が過去最高、連日3,000名を超えている東京で、相も変わらず「感染拡大はオリンピック開催とは関係ない」と何の根拠もないまま言い続けるスガーリン菅首相と政府上層部。

 昨日午後7時の菅首相記者会見をライブ中継したのはNHKだけだった。他の民放はオリンピック放送やお笑い芸人の出るバラエティ番組をそのまま流した。

 国民がもう菅総理の記者会見など観ても、毎度同じことの繰り返しでしょうがない、何も変わらない、メディアの記者たちが発する1+1は?の質問の答えに「B」と平然と答えるような問答に、もう騙されないぞ・・と見限ってしまったことは確実だろう。

 海外メディアもあきれ返っている様だ。この辺りの話は又明日の「週末団塊爺の愚痴こぼしブログ」でアップしよう。

 

 で、数日掛けてカワセミの画像を探してみた。主に自宅周辺の野川流域、明治神宮、それにヤマセミ観察ついでの人吉界隈の河川、球磨川、川辺川、八代市の水無川、それにカワセミの宝庫=熊本市の江津湖。まだ全体の10%程度しかまとめられていないが、それなりに面白い画像が集まって来た。

 カワセミもヤマセミ同様の動きをするし、大きさは倍以上に違うが生態もほぼ同じだ。岩合さんの「ネコライオン」と同じで「ヤマセミカワセミ」をまとめてみようと思っている。

 「ヤマセミとカワセミ」は、昨年7月の豪雨で寸断されてしまった肥薩線を走っていた特急「かわせみやませみ号」の運行を記念して、筆者が自費出版した写真集をJR九州さんにプレゼント。最初の乗客に無料配布して頂いた。ただ、その編集趣旨は球磨川に両方とも居るよ!というアピール用であって。ヤマセミとカワセミが似た生態だという写真集では無かった。

2017年3月、肥薩線にかわせみやませみ号が運行始めた際に無償配布。(非売品)

 今日はそういった色々なシーンのカワセミをご紹介。

明治神宮でのダイブ採餌!

熊本江津湖でのペリット吐出し。

ペリット吐出しもヤマセミと同じ!(※もちろん大きさは違う)

近所の野川自然観察園の中の蛍池で。


ここまで蛍池での画像。

球磨川の広い中州を飛びつづけるカワセミ。

2021年7月30日金曜日

間近でカワセミのホバリングを撮った画像が出て来た。 I found out picture of the Kingfisher in hovering so close.

  案の定、急激に感染拡大しているCOVID-19。「国民に安心・安全を~」と言いながら、オリンピックを強行開催し、まだ感染拡大が今後どうなるか判らないのに「オリンピックは中止しない!」と言い切ってしまうIOCに魂と国民を売った我が国の菅首相。何処まで酷い為政者を我々は選んでしまったんだろう?この件は今後まとめてレポート予定。


今日のブログは久しぶりにカワセミ!

 ヤマセミの通年ペアの画像を探していて、色々ブログネタになる画像が出て来て驚いている。ヤマセミの観察行に行っている最中は、余りにヤマセミ~ヤマセミ!と、ほかの事に気が回らずチェックし落としている重要な画像が結構在るのだ。

 気が付いてみれば宝の山の見落とし!

 暫くは、そういった宝の山(あくまで自分にとって)からの画像をご紹介。

 ヤマセミは出遭い難いので、現場に居ればずーっとアンテナ張って見続けているのだが、カワセミはその前を行ったり来たりして、いつでもいる感じなのでホバリングに気が付くことはあまりない。

 この画像はたまたま300㎜以内の短めのズームを構えていて目の前でホバってくれたため、まったく偶然撮れたもの。






夕方で奇麗なカワセミの色は撮れなかったが、とどまった動きは捕えられたと思う。

2021年7月29日木曜日

三鷹の野川自然観察園、定点観察「真夏」の昆虫。 Mitaka's Nogawa Nature Observation Garden, fixed-point observation "Insects of Midsummer" .

  台風8号は観測史上初めて宮城県に上陸、日本海に出て温帯低気圧に成ったがその後遺症はしばらく続きそうだ。熱帯低気圧の強いのを台風というが、暑い空気の塊りの中を進む場合はそのまま台風だが、暑い空気と冷たい空気の境目に差し掛かった途端、反時計回りの強烈な渦は冷たい空気も巻き込んで大気を混乱させる。

 当然冷たい空気は重たいので暑い空気の下に滑り込んできて積乱雲(雷雲)を真上に発達させる。これが寒冷前線の発生理由だ。一方で暖かい空気が冷たい空気塊の上に乗り上がりながら雲を発生させるのが温暖前線となる。しかし、風速が17m/s(10分間)以上のまま衰えず寒冷前線と温暖前線を伴った温帯低気圧に成った場合の「呼び名」ははっきりとしていない。

 実質、「台風が温帯低気圧に変わりました・・。」と聞くと、何か勢力や風の強さが収まったかのように感じさせられるが、大間違いだ。現場では台風より酷い気象状況だったりする。

 まさに、今朝は静岡県と福井県で集中豪雨状態のようだ。

 そんな、台風通過(関東ではあまり影響なかったが)後の不安定な天候下、色々な生物に何か変化があるだろうかと、久しぶりに野川自然観察園に入ってみた。毒虫や蚊にやられない様、タンクトップに短パンだったが全身に虫除けスプレーをして入った。

まずはバッタ!ヤブキリの仲間か。

ヤブキリ、キリギリスの一種のようだ。

 今回は、台風直後だからだろうかトンボに出遭う事が多かった。

 中でも、サナエトンボ(オナガサナエ?)に4頭も遭遇。この時期盛んに羽化したものと思われる。過去余りこのエリアでは遭遇していない種だ。

警戒心があまり強くなく動かないので、真上からも撮れた。

ヤブランの実などに留まる事も多い。

地べたにも良く留まる。尻尾を上に持ち上げる癖が有るようだ。





オオシオカラトンボのメス

オオシオカラトンボのオス

今日はまず昆虫のご紹介。

2021年7月28日水曜日

団塊世代の横尾忠則との接し方は千差万別?  The baby boomers grew up looking at Tadanori Yokoo's works and actions from different perspectives.

  昨日7月27日、東京都の新規陽性者が過去最高の2,848名で、第5次感染拡大が止まらない。この数字は本当は3,000名を超えていたという話もある。何故なら毎日16時45分のその日の新規陽性者(メディアでは感染者と報じている)の発表前、昨日はその20分ほど前、TV民放2局で初めて3,000名を超えたようです・・との報道が在ったからだ。これははっきりと聞いた。メディアはこれだけ重要な案件に対して裏取りが出来ていない数値を軽い予想で言うだろうか?バラエティの場でお笑い系芸人がその場受けしようというのとは訳が違った。

 そう思いたくはないが、3,000名超えの報道で世間やメディアがパニック騒ぎになるのを恐れて、政府関係者が数値を抑えたのではないだろうかという疑問が残る。

 これは家電量販店で2万円!の値段を付けるより1万9800円のほうが1万円台か?「安い、お買い得!」と思いがちになるという効果を狙ったのと一緒だろう?しかし国民はバカじゃない。既に全体的な新型コロナの急拡大はとっくに理解している。

 感染力が強くなっている一方で新型コロナウイルスが弱毒化して、重症化者や死者が割合的に激減している事も理解している。国民は自粛して用心しているのに、ワクチンが頼りだという国・政府がそのワクチンを国民に充分接種出来ていないのが悪いのであって、我々国民は悪くない!・・・の想いで一杯だ。

 国民の意に反してオリンピック開催を強行したからこそ拡大しているというのは国民の殆んどの想いだろうと思う。公明党の誰かが「感染者急拡大はオリンピック開催のせいではない」などと何の根拠もない発言をしている様だが、与党は皆同じ根拠のないコメントばかりを発する・・・と皆に笑われている。

 国や政府への信頼がこれほどなくなった時期は筆者が知る限りなかった事だ。

 愚痴はこの辺で・・・。

 そんな中、東京現代美術館へ行って、横尾忠則GENKYOという展覧会を観て来た。観た人によってそれぞれ感じ方は違うだろう。筆者はまず思った、あれだけの量の絵をいつ何処で描いたのだろう?そうしてそれは普段何処に収容されているのだろう?

 たぶん、大きなアトリエか何処か広い学校の特別スペースか倉庫のような所で描いているのではないだろうか?同時に大きな大手の倉庫業企業で温度湿度管理をされたスペースに保管されているのではないだろうか?と思う次第。勿論当てずっぽうだが・・・。

 筆者は直接面と向かってお話をしたことはないが、いつも横尾さんと一緒にモーニングを楽しまれる神津善行先生の話では、とにかく発想がユニークな方だと伺っている。

 個人的には1968年の京王百貨店での「日宣美展」のポスター以来年中何処かで彼の言動・作品と接してきたような気がしている。勝手に思うに、アナログ時代にアナログ式の画材・技法を駆使した、デジタル思考・デジタル的発想のアーティスト・・・だと思っている。

            

      1968年の京王百貨店での日宣美展ポスター、連れ立って行った記憶がある。

 デジタルが発達する前に早く生まれ過ぎた人なのではないだろうかと思っている。天井桟敷・寺山修司・アングラ・サイケデリック・LSD・ヒッピー・フーテン・・などを「扇動したアーティスト」のような感じ?「雑誌アイディア、雑誌平凡パンチ・ポパイの類」など雑誌メディアに乗って情報発信した先駆者でもあるような気がする。

 どう感じるかに正解・間違い・・は無いだろう。でも観なきゃ、接しなきゃ判らないので一度は行かれることだ。とにかく飽きる程展示量が多いのですべてを観ようとはせず、気に入った部分だけじっくり観ると良いのでは?



地下鉄半蔵門線・大江戸線の交わる清澄白河駅から歩いて800m程十数分。

館内は世界の流れ・常識に遅れて撮影禁止だが、友人の撮った画像をお借りした。

何だか藝大美術館の館内みたいだった。


筆者が一番近い存在のポスターシリーズ。自分の中では「これが横尾忠則だ!」

人がやらない試みにチャレンジする、目立ちたがり屋の権化?

初めて観たが心が洗われるようで意外に面白かった。


随分前から取りつかれたようにチャレンジされている二股路シリーズ。


特に団塊世代はそれぞれ育ってきたどこかの年代で彼に接してきたのではないだろうか?

横尾さんはBeatlesはじめカルロス・サンタナなどとも仕事をし、音楽ジャンルも広い。

2021年7月27日火曜日

川辺川が如何に綺麗な清流であるかを証明しているヤマセミ画像。 The crested kingfisher photos that proves how cleanness and beautiful the Kawabe River is.

  連日のメダルラッシュで、直前までのコロナ過での開催反対を大半の国民が唱えていた状況が政府・菅政権の思惑通り和らいできたように見える・・・と英国のメディアに書かれているようだ。しかし、オリンピックの騒ぎ報道の裏では急激な新型コロナ陽性者数上昇が倍々のスピードであることが明らかになっており、コロナ禍の現場・医療関係者からの悲鳴を伝えるメディアの口調・論調からはどこか矛盾だらけで後ろめたさを感ずるここ数日だ。

 もう一つ、この暑さでオリンピックアスリートが悲鳴を上げて「開催国に騙された!」と海外メディアなども強く言い出している。あの影響力の強いテニスの絶対的王者ジョコビッチが、開催時間を午後3時以降に出来ないのか?と言って訴えている。

 この事は、筆者もさんざんこのブログでも申し上げて来たとおりだ。数日前も二回続けてこういう投稿をしている。


 裁量権、決定権を持つ組織委員会メンバー首脳がアスリートではないがために起きている事で、筆者は全然「アスリート・ファースト」でなんか無いことが証明されていると思っている。アスリート、ボランティアたちに大きな犠牲者が出ないことを筆者は憂えている。

 この件はまた週末のこのブログでまとめて投稿するとして・・・。

今日はヤマセミが魅せる川辺川の透明さ綺麗さ!

 2013年9月自費出版した最初の写真集に収録したこのカットが、地元の方々にも川辺川の清流の綺麗さを再確認させたようだった。

これ以降は上の画像から300mほど上流の画像。


最深部の川底まで見通せる綺麗さをご覧いただきたい。





昨年7月4日の大洪水の後、この綺麗さが戻っていると良いのだが・・・。