ヤマセミの生態は今までいろいろな図鑑や野鳥サイトで断片的に説明されているが、筆者が球磨川水系で10年間観察し続けた記録データ、更には人吉市にお住いの方々からの毎日Eメールを介して届くヤマセミの動向情報を分析する限り、ヤマセミは通年でつがいで生活していると言って良い。
警戒心が強い事と個体数が非常に少ない(=1㎢に1つがい以下)ことから観察が難しいのがその理由だろう。しかし過去10年間、人吉市に通い続けて観察した日はほぼ連日4か所のヤマセミを注視・撮影出来ている。そして、その殆どがつがいで二羽での行動が撮影されている。
今回はその一連の証拠画像をご紹介してみたい。
2011年5月撮影
2012年3月撮影
2012年6月撮影
2014年8月撮影
2014年7月撮影
2013年11月撮影
2013年12月撮影
時系列で表示しないのはお許し願いたい。次回もバラバラだが総合して12か月通年で二羽で居る状況を理解いただければ嬉しい。基本的に3月~6月の繁殖期は2羽で居るのがアタリマエなので、それ以外の期間を中心にアップしている。