筆者は黒柴の小型犬を毎朝日の出時刻に、それと日没時に用事が無い場合、家から2㎞離れた野川流域の野川公園(旧・国際基督教大学ゴルフ場跡)へ遠出をすることにしている。
その際は背中に訓練用ボール投げの道具(=長いリード+ボール)と一緒にAPSCデジタル一眼レフカメラに50~500mmZOOMを背負って行く事にしている。野川流域は何が飛来するか判らないからだ。これが功を奏したのがカッコウやオオタカ、ホトトギスとの遭遇だ。
普段はあまり珍しい野鳥に出遭う事もない野川流域だが、季節ごとの野鳥にはほぼ必ず出逢える素晴らしい場所なのだ。
今日も、いつも猛禽類はじめ多くの野鳥が留まるシンボル的な高い樹木の枝に猛禽類が居るのを発見!愛犬を長いリードに付け替えて自由にさせ、しばらくこの猛禽類の行動に注目した。夕陽が当たっている時間に何か行動してほしいと思った瞬間、遠くに獲物を見つけたのだろうか普通ではない飛び方で北へ飛び去った。
計算上500㎜✕1.6=約800㎜望遠を手持ちで追うので画像はそう鮮明ではないが、飛翔のシークエンスが撮れて良かった。野鳥の撮影に犬を連れて行くなど普通は考えられまいが、あくまで犬の散歩がメインなので、いわばおまけ、余禄と思っている。
野川公園の芝の広場から見ると一番高い所にそびえている幾つかの樹木の一つ。普段はこの画像のように多くの小型~中型の野鳥が集うポイントだ。
今日はそこに猛禽類が背中を見せて留まっているのが見えた。
観たところオオタカの成鳥。暫くして向きを変え、ジーッと一方向を見てたが・・。
サッと勢いをつけて飛んだ!
下降がちにスピードを上げたので、ただ移動のため飛んだのではない模様。
夕陽に主翼が白く光って綺麗だった。
この後樹木の稜線に消えたが採餌行動だったかもしれない。