都心に在りながら、上野の森や皇居の森から飛来する野鳥たちで賑わうと言われている東大・小石川植物園だが、野鳥に関しては警戒心が強いのか明治神宮や新宿御苑のようには数が多くないようだ。
ヒヨドリだけはやたらと多いように思うが・・・。それでも1か月ぶりに訪れたら三連休だったせいもあって近所のファミリーで一杯だった。
出遭えた野鳥は、シメ、シロハラ、などの冬鳥に加えウグイスの地鳴きが盛んに聴こえた。針葉樹の森に入ってみたがキクイタダキには出遭えなかった。まだ来ていない模様。
新型コロナウイルスの第三次感染拡大の中、政府が外出自粛をさかんにアピールしていたが、GOTOトラベルその他さんざん「経済を回さねば」と言って推進した結果多くの国民が「予約してしまったから今更やめる訳にいくものか・・・」と、全国に繰り出してしまっている。
ニュースで見る限り京都の渡月橋や清水寺は普通の行楽シーズン以上の超満員!コロナ禍以前の外国からの観光客が居ない今、国内からの観光客だけでこの大混雑状態は、政府のコロナ禍の中でのGOTOキャンペーンの大失敗を証明しているようなものだ。
ニュースで受け入れる京都のお店の人たちは、「外人たちより客単価が落ちるのでいまいち・・。」とか訳の判らない文句を言っていた。
こんな状態では今後の感染拡大が恐ろしい限りだ。
一方で新型コロナ禍に関しては各自勉強しているようで、昨日も電車の中で高齢者が「パンデミックの文明論」なる本を読んでおられた・・・って筆者より若い方かもしれない。
小石川植物園は秋のカラフルな紅葉の盛りで、黄色や赤の落ち葉じゅうたんがあちこちに観られた。普段は静かな植物園も近所のファミリーが自転車で押し寄せてきていて正門付近は朝から夕方まで大混雑だったという。
そんな中、人の賑わいで野鳥は木々の梢で飛び回るような感じ。高い梢で木の実を啄んでいたシメを発見!