天気予報を観ていて驚いたことに、今年の9月は雨が降らなかった日が3日間しかなかったという。
10月も似たような傾向が続いていて今年の冬は不安定な様子だ。三鷹・武蔵野の自然をチェックしていると色々例年と違う事が感じられる。
昨日は昼過ぎアブラゼミの鳴く声が隣の大学キャンパスから聴こえてきた。此処しばらく気温が低くて今年のセミはとっくに終わったと思っていたのだが、結構遅い時期の蝉だと思う。かと思うと曼殊沙華が未だに咲いていたりする。野川自然観察園内では、このあたりでは初めて見るナガサキアゲハが残った曼殊沙華を飛び廻っていた。
野川公園では、例年通り十月桜が満開だが、普通の春に咲く桜もチラホラ花と葉が出ている。5月に咲くはずのブラシノキが赤い花を今咲かせていたりする。安定した季節感は今年は味わえないのかも。
1週間目を離すと季節がどんどん進んでしまう。積極的にオープンエアーの大自然に踏み出して、マスクを外して動植物の動きを直接体で感じる事は、コロナ禍で自宅に閉じこもりがちな生活の現在非常に大切だと思う。今日はまず植物編。
ツリフネソウ
ミゾソバ
キツリフネ
シュウカイドウ
カリガネソウ
ブラシノキ
酔芙蓉(スイフヨウ)※花が開いてから終わるまで刻々と色が変わる。
ムラサキシキブ
十月桜
普通の春咲く桜(ソメイヨシノ?)