球磨川・肥薩線シリーズは新聞記事の読み込みや資料整理・作図で1日費やすため、今日は先ごろの4連休中に、深夜弾丸日帰りで訪れた八島湿原のビンズイとノビタキの縄張り争いをご紹介。
八島湿原はシシウドが非常に多い所だ。草原の野鳥は好んでこのシシウドに留まる。北海道東部の根室エリアや浜中エリア、霧多布岬などでも同様だった。シマセンニュウ、ノゴマ、カッコウ、ノビタキ、オオジュリンなどは殆どこのシシウド系のしっかりとした傘のある植物に留まって活動していた。
したがって、行動に便利な場所に生えているシシウドは縄張り争いの交差点となる。撮影者にとってみれば絶好の撮影ポイントだ。
今回も、そのシシウド周りでのビンズイとノビタキの場所取り合戦の模様を収録した。
最初にシシウドの左のテーブルに居たビンズイ・・。
右の署名の傍にノビタキが来た・・・。
ノビタキがビンズイを追い払うように移動、ビンズイは降りながら飛んで逃げた。
しかしノビタキがテーブルに行こうとする瞬間!ビンズイも反転して威嚇!
今度はまた別のシシウドで似たような絡み合いを見せてくれた。
20分ほどこんなことを繰り返していたこの二羽、野鳥の生態は面白い!