2020年9月30日水曜日

霧ヶ峰の八島湿原でビンズイとノビタキの縄張り争い。 A territorial battle between the olive-backed pipits and the stonechats in the Yashima Marsh of Kirigamine.

  球磨川・肥薩線シリーズは新聞記事の読み込みや資料整理・作図で1日費やすため、今日は先ごろの4連休中に、深夜弾丸日帰りで訪れた八島湿原のビンズイとノビタキの縄張り争いをご紹介。

 八島湿原はシシウドが非常に多い所だ。草原の野鳥は好んでこのシシウドに留まる。北海道東部の根室エリアや浜中エリア、霧多布岬などでも同様だった。シマセンニュウ、ノゴマ、カッコウ、ノビタキ、オオジュリンなどは殆どこのシシウド系のしっかりとした傘のある植物に留まって活動していた。

 したがって、行動に便利な場所に生えているシシウドは縄張り争いの交差点となる。撮影者にとってみれば絶好の撮影ポイントだ。

 今回も、そのシシウド周りでのビンズイとノビタキの場所取り合戦の模様を収録した。

最初にシシウドの左のテーブルに居たビンズイ・・。

右の署名の傍にノビタキが来た・・・。

ノビタキがビンズイを追い払うように移動、ビンズイは降りながら飛んで逃げた。

しかしノビタキがテーブルに行こうとする瞬間!ビンズイも反転して威嚇!

今度はまた別のシシウドで似たような絡み合いを見せてくれた。

20分ほどこんなことを繰り返していたこの二羽、野鳥の生態は面白い!

2020年9月29日火曜日

緊急投稿!新・肥薩線の復旧を考える。その2.(例えばおせち料理) Consider restoration of the New Hisatsu Line. Vol 1. (For example Osechi=New Year dishes.)

  昨日のこのブログ、あるいは「肥薩線復旧に関するシリーズ投稿」で、簡単に陳情するだけで肥薩線が復旧すると思うのは甘い!とレポートしたが、地元メディアの方も同じような考えをされているようで安心した。

今日9月29日熊日新聞朝刊 より。

 同じ様に昨日のこのブログで正月のお節料理の全面カラー見開き広告が読売新聞朝刊に出ている事を驚いてレポートしたが、なんと!500ページビューに近いアクセスがあって驚いている。


 更に、もっと驚かされたのが今朝の読売新聞の記事だ。今度は広告ではなく記事でおせちのデータが筆者の思惑・予想以上のスピードで進んでいることを報じている。 

 あまりのタイミングの凄さに驚くばかり。コロナ禍のなか、記事のタイトル通り今度の正月は外出は減り、こたつは無くとも昭和時代の「寝正月」が復活するような予感がする。一時期報道された「高齢者が重症化しやすい・・。」の影響で団塊世代含めて60歳以上は年末のお節料理食材買い出しや明けての初詣も遠征はしまい。その代わり自宅巣ごもりの影響で「保存食・おせち・果物・お菓子」の類が大量に集中して売れそうな気がする。

 実は此処に人吉・球磨~八代・芦北のビジネスチャンスが存在する様な気がする。

 筆者は以前から団塊世代含めて子育てが終わった高齢者夫婦の食生活に関してレポートをして来た。その中で「高齢者お二人様専用のおせち料理」を提案したことがある。

 簡単に言えば、高級な伝統工芸、あるいは天然木材で造られた優れた「重箱」三段に夫婦二人分の量に見合ったおせち料理を詰めて届けると言うものだ。一番上は生鮮・新鮮食材で生に近く保存がきかないもの。二段目は三日間ほどは冬の常温で保存できるもの。三段目は一週間は保存の利く食材(加工品も含む)。勿論、冷蔵庫に入れさえすれば二段目以降は十日間は持つような内容で構成する・・・と言うものだった。

 箱代が掛かるので初年度は多少値が張るが、団塊世代など高齢者世代はこの手の意味ある消費には躊躇しないのではないだろうか?

 重箱は正月明けに提供するお店で保管管理し、次の年のお節料理を届ける際に「箱代」を引いた金額で販売する…と言うものだ。

 ましてや、現在はコロナ禍で自粛が続く時、この半年旅行などでお金を使わない分、多少高価でも「希少価値・限定何個」の持つ魅力は、団塊世代特有の「優越感」をくすぐる意味で当たりそうな気がするが如何?

 で、ここからが肝心な部分になるが、此の「戦略的おせちのお重」の中身は、人吉・球磨~八代・芦北エリア全体から得られる球磨川流域の「天然・自然食材」だけで構成するのだ。販売ターゲットは基本的にまず熊本県内、あるいは九州圏内で陸送でその日に配達できるエリアに限る事にする。

 最近流行りの百貨店のおせちがほとんど冷凍で暮れの30日に届くのに比べると遥かに新鮮で希少価値のあるおせち料理に成ろう。東京赤坂の老舗寿司店「有職」の粽寿司も生ものなのでネットで申し込んでも、1日で届く保証のない関西以遠からは注文に応じていない。

 この、「販売エリアを限る、ネットでも簡単に買えない・・」と言う枯渇条件は口コミ効果をものすごくくすぐる。「其処へ行かないと手に入らない」という「条件」はネットで簡単にモノが手に入る時代の現在、相当な訴求パワーなのだ。実は人吉・球磨エリアへ観光客を呼びこむヒントも肥薩線復旧と共にこの「其処へ行かねば手に入らない」の中に隠されている。

 筆者は料理人ではないし、決して食通グルメでもない。ヤマセミを観察撮影していて三日三晩コンビニ飯でも全然平気な人間なのでおせちの中身に関しては偉そうなことは言えないが、あえて、例えば・・・のノリで中身の例をここに列挙してみたい。

芦北のうたせ船で収穫する足赤海老。正月用には特別な料理方法があるようだ。

球磨川の天然鮎。

熊本ではどこでも食材として存在する干し竹。

黒にんにくは全国的なモノだが人吉産の素朴さは素晴らしい。

切り干し大根は人吉、芦北などで盛んに作られている。

この画像はタラバガニだが、八代海には色々なカニもいる。

熊本産の柿で造る干し柿は甘みが深い。これは関東で干されたもの。

ニンニクは今回水害に遭った大柿地区でも栽培されている。

 とりあえず、過去ブログで投稿した画像だけでも人吉・球磨、八代・芦北エリア産の食材は山ほど存在する。問題はこれをまとめてプロデュースできる人材が居るか居ないかだろう。老舗旅館の腕利き料理人さんたちが力を合わせるなんて事出来ないだろうなぁ?

 とりあえず県南・八代・芦北~人吉・球磨エリアで~手に入る地物・山海の美味しいもの、一般的にはなかなか手に入らないもの・・で出来そうなおせちの中身を中心に書いてみた。

➀ 芦北の足赤海老の料理(大)二匹。

② 芦北の太刀魚の料理+かまぼこなど練り物。

③ 不知火海のタコ・イカ・貝類(とこぶし、しったか、コガニ等=生・煮物・処理物)

④ おせち伝統食材(くわい、黒豆、紅白なます、栗キントン、酢レンコン)

⑤ 伊達巻(地鶏卵)

⑥ 鮎の甘露煮・田作り

⑦ 不知火海小魚の田作り

⑧ 球磨川の青海苔

⑨ 人吉のニンニク・キクラゲ

⑩ 人吉の天日干し切干し大根

⑪ 別梱包で人吉盆地の漬物類

⑫ 別梱包で刺身の柵(内容はその時期・その日の水揚げ物)

 これだけでも相当地物おせちに成る。PR如何では「地物・天然もの・生もの」の訴求力は相当高いものが在ろう。ましてや希少価値の持つ「魅力」は相当効果が在ると思うが如何?

 

 食材に関しては、その道の生産プロの方々と消費者側の意見聴取が不可欠だと思う。

 おせち料理一つで地域活性化、球磨川が結ぶ食材産地の川上~川下、一つの考え方だろうと思う。


2020年9月28日月曜日

緊急投稿!新・肥薩線の復旧を考える。その1.(なぜ人吉・球磨だけでモノを考える?) Consider restoration of the New Hisatsu Line. Vol 1. (why think about only Hitoyoshi-Kuma alone)

  日本古来の伝統行事「五節句」をきちんと伝承・実施する・・・という提案をした五日前のこのブログへのアクセスは、未だにブログアクセスランキングのトップに居る。それだけ口コミで読んで下さっている人が広がって多いという事だろう。

 今後、このブログにヒントを得て「五節句をきちんと祝おうではないか!」という提案や具体的な実働への動きが、人吉・球磨~八代・芦北の地元エリアから出てくることを祈るばかりだ。筆者はありったけ最大限の支援・サポートを行いたい。遠い首都圏に住んでいて、豪雨洪水災害で壊滅的な打撃をこうむった現場へ行けない筆者は、こういった形でしかボランティア支援が出来ないのだ。

 万一、人吉・球磨~八代・芦北ではなく、日本各地の別エリアから起こってきても、勿論筆者は分け隔てなく支援・サポートする所存だ。このあたりは公平に、気が付いた者、動き始める意欲のある者、つまり速い者勝ちの原則は守りたい。

 

 しかし、人吉市の野鳥観察大先輩から毎日送られてくる地元新聞二紙のクリッピング記事を観る限り、何故か人吉・球磨の復興や肥薩線の復旧を人吉・球磨だけで考える方が多く、筆者としては非常に心配している。新聞そのものですら「人吉・球磨」でしかものを考えていないようで悲しい。

人吉・球磨が一つに成るだけではなく八代・芦北との連携を視野に入れねば。

 人吉・球磨だけで物事を考えればJR肥薩線など復旧させずに廃線にしても良かろうもん?どぎゃんね?

 人吉・球磨と八代・芦北~熊本を結ぶからこそ、肥薩線の意味があり、復旧の必要性が存在するのではないだろうか?筆者はそう思っている。

 自分の所さえ便利であれば良いという考え方は、公共交通機関の存在意味を全く解していない者の考え方だと思う。第一、理由や大義名分もなしに陳情や要望だけでJR九州を動かすのは無理。気持ちだけを伝えても莫大な予算が掛かる事だもの、復旧の確固たる意義が無ければ動くまい?現在の人吉駅の乗降客数は恥ずかしいほど少ないのだから。

 このブログで筆者は、今回の豪雨災害で大きな被害を被った人吉・球磨地域と八代・芦北地域のエリア全体で連帯復興を目指す目的をもっての肥薩線復旧を唱え続けている。その先には明快な肥薩線利用客数の増加、人吉駅の乗降客数の向上を見据えている。

 少なくとも、自分は人吉インターのバスターミナルから産交バスに乗って熊本へ出ているのに、乗りもしない肥薩線を復旧させてくれ・・・は無いだろう?それじゃあまりにJR九州が可哀相だと思わないのだろうか?

 この人吉・球磨地域と八代・芦北地域を結ぶものがまさしく球磨川であり肥薩線なのだ。この二つの大動脈の活用で熊本県南の文化・経済(観光を含む)を活性化させるという事を、皆さん何故考えないのだろうか不思議でならない。ドローンではないが、少し高い所から球磨川流域を見渡してほしい。



 ここに前山光則さんという球磨川を愛してやまない稀有な作家さんがいる。人吉生まれで八代にお住いの球磨川で結ばれた人吉・球磨と八代・芦北を広域で考えておられる方だ。彼の執筆した本を読めばその球磨川への想いが良く判る。こういう方でないと球磨川で結ばれた二つのエリアの関連性を考えないのは非常に残念な事だ。
八代のミック珈琲店でお逢いする、筆者が尊敬する作家 前山光則さん。熊日新聞。

 どちらかというと県下最大の重工業都市・八代市は人吉・球磨との連携はあまり考えなくても、文化・経済においても今後、発展・継続できるだろう。

 しかし、人吉・球磨はそういう訳にはいかないと考える。コロナ禍で一時的に陸の孤島に成るのは良いが、この先経済や文化的に孤島に成る必要は全くないと考える。 

 繰り返すが、地球規模の気候変動で間違いなく気象状況は10年前とは大きく違っている。線状降水帯など集中豪雨の出現、1時間当たりの降水量が100㎜を越えることなど今では当たり前のように報道され驚きもしなくなったが、10年前にはめったにない事だったはずだ。日本列島に接する太平洋の海水温が30℃など、かってそう頻繁に有った事ではなかろう?

 そういう状況下で人間による「治水」などという言葉の意味が、もはや「無意味・不可能」である事にまだ気が付かない人間どもは愚かなり・・と筆者は思うのだ。

 しかし、巷では川辺川ダムが在ったら・・、無かったから・・。などという今回の豪雨災害の規模を知らない無知な者が、ダムを造りたくて仕方がない国交省の世論づくりに乗りかかっているようで歯がゆい思いだ。

 どう考えたって、川辺川ダムが在ったとしても、あさぎり町、錦町の洪水は全く関係なく防げていないし、更には盆地南側の山麓・鳩胸川の氾濫⇒麓橋の流出は防げていない。今回の水害は人吉市内~八代市坂本町だけで見てはいけないのだ。球磨川流域全域(源流部から八代市河口部)の広域でモノを考えなければいけない。

 川辺川ダムが在ったとしてのダム上流部の水量貯水能力と、在ったとしてのダムより下流部・更には全然ダムに関係のない別の山岳エリアに降った水量の比較計算すらできずに、「ダムが在ったれば・・」などと唱える政治家や土木関係者の何と愚かな事か?

 地元メディアは何故こういう点を突かないのだろう?メディアの皆さんは数多くの専門家によるデータやレポートなどを読んで勉強していないのだろうか?

 前人吉市長の田中氏もこう述べておられる。

筆者も面識があるが、今回の事に関しては非常に現実的に考えておられると思う。

 筆者のような素人ですら、ダムの一個や二個あったとしても、最近の線状降水帯を含む豪雨は必ずしもダム上流にだけ降る訳ではない、…という理由から、今回の水害など「ダム治水」の名のもとに防げた訳がない事くらい判るのに・・・。

 「治水」などという事がもう出来得ないレベルの地球規模の自然変化の話、それに対する「人命を守る方法」に関してはもう少し先にデータを精査し勉強して特集を組みたい。

 

 7月4日の豪雨当日以来、今まで人吉・球磨~八代・芦北一帯の防災や活性化に関して述べ、最近は鮎の話、五節句の話もしてきたが、ここからはその地域連帯による文化・経済の発展にまつわる話で進めてみたい。まず最初に上げてみたいのが「食文化」だ。これは五節句の話にも通ずる部分が多い。

 昨日朝の読売新聞(首都圏版だけかも)に早くも正月のおせち料理の広告が載っていた。年内に収まる気配のないコロナ禍で、年末のおせち食材の買い出しが困難になるであろうことを予測しての広告だと思うが、ここまで全面見開きのおせち広告はかって見たことが無い。

 実はここにも、人吉・球磨~八代・芦北エリアの食文化確立のヒントが隠れているのだ。

2020年9月27日日曜日

霧ヶ峰の八島湿原でビンズイに遭遇。 I encountered The Olive-backed Pipit at The Yashima Marsh of The Kirigamine Highland.

  ノビタキの生態含めて3度ほどこのブログでご紹介したが、同時にビンズイに出遭っている。ビンズイは年に二度ほど繁殖をするようだが、此処八島湿原ではあまり今まで遭遇したことが無かったので、最初観た時には名前が出てこなかった。

 ビンズイ(タヒバリも居る)は冬の初めの奈良公園にたくさんいるので、余り高山(標高1650m)で出遭うとは思わなかったのだ。

 今日は主に飛翔する様子をまとめてみた。実は縄張り争いでノビタキと数回チェイスを行っているので、その様子と分けて投稿してみたい。

 この日は主に枯れたシシウドの周りを飛び回っていた。今日の画像は500㎜f4を手持ちで連写撮影したもの。一応三脚なくても手持ちでこれだけ撮れるのだから、木道へ三脚を持ち込むのは控えよう。ベテランの方は一脚で上手く撮影されている。









最終にこちらをジーッと見ていたが、警戒はしていないにしても動いちゃダメ!

2020年9月26日土曜日

秋のはじめの霧ヶ峰でまだ居たノビタキと遊ぶ!その3.  Play with the Siberian stonechats that were still in Kirigamine in the early autumn! Part3.

  霧ヶ峰の八島湿原で咲く高山植物をご紹介したが、予想以上の反響を頂き感謝に耐えない。植物の撮影は対象が動かないが、意外と難しい事は知っているモノの、実際自分で撮影してみると花の向きや光の加減で色が全然期待していた色と異なったりして往生した。

 八島湿原に関しては、ノビタキ以外にビンズイ、ホオアカが居て、それなりにパフォーマンスを繰り広げてくれている。やはり航空機と野鳥は飛んでいる時が一番美しいと思うので、飛翔画像を拾ってみたいと思う。

 今日はノビタキの第3弾!

本来なら昨日の画像のように、白い綿毛に成っているはずのヤナギランに・・。

こちらは大きめのシダの上に・・・。

支え切れるのか?と思うほどの細い枯れ木に・・・。

朝陽が上がってきたので黄色っぽい画像になる八島湿原。

リンドウの花の上を飛ぶノビタキ。

2020年9月25日金曜日

秋の霧ヶ峰八島湿原の高山植物情報。 Alpine plants in Kirigamine and Yashima Marsh in autumn!

  ノビタキと遊んだ霧ヶ峰・八島湿原で高山植物も撮っておいたので、此処でご紹介。筆者は動く野鳥の撮影は長年やってきたが、高山植物とかあまり真剣に撮ったことが無いので、そのジャンルが得意の方は厳しくご覧にならぬよう願いたい。

 この花をこんな向きで撮るやつが居るか!…と言ったご指摘はほどほどにお願いする。筆者には貴重な花も雑草も区別がつかないのだ。そういえば1968年、美術学校生だった頃、六本木の芝造園という会社のアルバイト(仕事内容は土方)をして皇居内の草取りに行った事があった。

 その時、親方がひきつった声で「皆帽子と手拭い・軍手を取って後ろへ下がって並べ!」と言うのでそうしたら帽子をかぶった老人が一人で歩いてきた。なんと昭和天皇陛下だった。

 で、傍へ来られて「何してんの?」とおっしゃったが、親方も皆も固まってしまい答えないので筆者が「雑草を取っています。」と答えた。そうすると陛下がジーッと筆者の顔を見て「あのね、植物には皆名前があるの、学名と和名があってね、雑草という植物は無いんだよ。」とおっしゃった。

 あとは頭が真っ白で良く覚えていないが、それ以来動植物の名前には気を遣うように心掛けている‥‥と思って、今朝の読売新聞を見たらこんな広告が載っていた。

天下の山と渓谷社が「雑草」?昭和天皇陛下がご存命であれば叱られよう。


で、今回の八島湿原の高山植物は全て名前が判った訳ではないが、判るモノだけ記入した。


日の出前のヤナギラン、普通の年は今頃は白い羽毛のような綿毛に成っている。

4年前の同じ日のヤナギラン。

まだ今年は残り花が10本以上咲いていたヤナギラン。

ハバヤマボクチ。いつも思うが、とても地球上のものとは思えない。

ハバヤマボクチにも似ている、アズマヤマアザミ・・・だと思うが。

ワレモコウ。

ヤマラッキョウ。

アキノウナギツカミ。ノビタキがこの上を飛び回っている。

マツムシソウ。

ツクバトリカブト。

ツクバトリカブト。

リンドウ。

ノコンギク。

一本だけ発見した白いリンドウ。背が高いのでエゾリンドウの変種か?

サラシナショウマ。今はこれが満開中。

ヤマハハコ。

コウゾリナ。たぶん。

アキノキリンソウ。

まだほかにもあるのだが・・。今回はこれでおしまい。