大ぴらではなく、本来寿命が2~3年(野生)、6~8年(飼育)のメジロが2020年の今それほど沢山居る訳は無かろう?皆、内緒で新しいのを飼い続けているのだろう。実は武蔵野・三鷹でも飼育者は居る。
https://www.sankei.com/west/news/170530/wst1705300004-n1.html
ましてや、ホームセンターにはメジロ用のすり餌を売っていたりする。縦割り行政の盲点なのだろう、最近はメディアに叩かれポエム節が出ない小泉環境大臣にも、こういう細かい実質的な事から頑張ってもらいたいところだ。
しかし一方で、江戸時代から続く日本の伝統文化として野鳥がらみは数多い。縁日のヤマガラのおみくじ引きや、ウグイスの啼き合わせ等。こうした繊細な伝統文化を「自然保護」の一声で絶滅させてしまうのも筆者としては乱暴だと思う。特別な組織なりNPOで伝統を守るのも一つの方法だと思うがどうだろう?
絶対にダメだと言い張る御仁にはこう問いたい!「じゃぁ動物園はなぜ良いんだ?」
パンダの様に全部が全部そうだとは言わぬが、野生の動物を捕らえて来て人間に金をとって見世物にしているのはなぜ良いのだ?なぜ許されるのだ?これだけVRだのAVだの特殊映像でリアルに近い体験で教育が出来るのに、生育環境の違う熱帯や北極南極から珍しい動物を無理やり捕獲してきて日本の気候下で見世物にしているのは、自然保護団体が声高にアジる「動物虐待」ではないのか?
吉祥寺の自然教育園で死んだような目と姿勢でジーッとして金網にへばりついていたアオゲラ、コゲラ、シジュウカラに出遭ったときは思わず涙が出てしまった。あんなの可哀相以外の何物でもない。金網のすぐ外、井の頭公園には野生の仲間がいくらでも飛び回っているというのに・・・。
・・・という事で今日は完全野生のヤマセミのホバリングからの採餌ダイブ・シークエンス。
このダイブで超大物を捕らえたこの個体、飲み込むのに数分格闘したのだ、いずれまた。