2020年2月28日金曜日

ヤマセミの色々なダイブ・連写シリーズ その3. Various dive sequence of the Crested kingfisher continuous shooting series. #3

 政府のやることは「一般国民が考えている事とこんなに違うのか?」と思わざるを得ない事が最近頻繁に起きているようだ。

 大規模なイベントは中止か延期せよと言いながら、東京都内のあちこちを通行止めにして行う「オリンピック代表決定トップアスリートだけの東京マラソン」。
  血と涙の努力で出場権を得た一般参加者を出走中止にして、オリンピック候補含めたアスリート200人を走らせるのだが、たった200名の参加だからマラソンとしては大規模イベントにはあたらない・・・とか言って実施するらしい。これは日本陸連が決めるものらしいが、政府・内閣に問い合わせて指示を得ているに決まっている。
 政府に問えば、中止したら本番のオリンピックも中止の可能性があるのでは?との疑念に繋がるので政治的な判断で無理にでもやらせるに決まっている。

https://mainichi.jp/articles/20200227/k00/00m/050/238000c

 沿道の観客は一体どう換算しているのだ?42.195㎞の沿道の観客を皆排除できる訳が無かろう?狭い所に閉じ込めた観客ではないので規制対象ではないというのか?では朝晩の満員すし詰めの通勤電車は一体どう考えているのだ?やっていること、言う事が矛盾だらけ。

 一方で日本全体ではでウイルスの感染地域格差が激しいのに、全国一律で約1か月ほどの小中高校の一斉休校を要請しておきながら、東京のど真ん中での東京マラソンは行う・・・この大矛盾。共働きで昼間両親が居ない小学生低学年の安全・行動確保は一体だれが行うのだ?

 こういう初期対応の大失敗の汚名挽回の為の「物事の波及影響を全く考えない総理の焦った愚策」だというネット記事がこの先沢山出て来よう。墓穴を掘ってさらにそれを広げている状況、目を離せない危険な状況だと思わざるを得ない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200228-00000020-jij-pol

 保健所も専門医の検査要請を「重症ではないから検査しない」などと、偉そうに検査却下してみたり、そのうちあちこちで暴動が起きるような気がする。保健所なんて普段そんなに忙しい仕事やレベルの高い事などやっちゃいないだろうに、これほど100年に一度の日本国民の一大事に、土日は平気でいつも通りの休みにするなど「お役所感覚」で国民全員の反感を買っている。もっとマスメディアはこれを非難してもいいはずだ。

 治って陰性になり解放された患者が25日経ってぶり返したという。中国でも一旦治って陰性になった患者の14%がぶり返しているという。予想をはるかに越えた未知の性格を持つ新型ウイルスだ。これを今までの経験値だけで采配しようとして、失敗・判断ミスを繰り返す厚労省・保健所に「喝」を入れたい。

 という訳で、怒りと不安にさいなまれつつ、今日のブログはヤマセミのダイブ連写の3回目。

 今日も球磨川本流の側流部分のダイブ・シークエンス。
 実はすぐ傍まで民家が迫っている場所で、車を乗り入れられない場所。仕方がないので500㎜レンズ装着の重たい機材を肩から下げて歩き回った挙句の成果だった。

 しかし、まさかダイブするとは思いもしない時に飛んだので、途中の2~3カットが撮れていない。ダイブの途中で一瞬躊躇してしまい、シャッターから指を離してしまったらしい。情けない話。したがって繋いでも間が空いてしまった。ご容赦願いたい。

左岸の灌木にオスメス2羽いて、その佇まいを撮っていていきなり飛んだので慌ててしまった。この時期なので交尾を期待していたのだが、性欲(本能)より食欲だったようだ。