これだけスマホ+SNSで事件が起きれば、何らかの規制が入ってもおかしくないだろうし、そうしないとこの手のトラブル・犯罪は今後ますます増えていくだろう。ゲーム依存に関しては、数週間前のこの週末ブログでも、電車内でスマホゲームに夢中で高齢者に席を譲ろうともしない若者の実態をレポートしたばかりだ。
中央線快速電車の中で。
つい最近NHKの報道で、初めて若者のゲーム依存度の高さの実態調査の結果報道を見て驚いた。このままじゃ日本はバカばかりの国になりそうな不安を覚える。
一方でGAFAと呼ばれる巨大ネットビジネスの世界で、個人情報を吸収してネット上で視聴者=消費者へこれでもか、これでもかと「欲しくなるような物のPR、行動PR、会員勧誘」が行われて久しいという。Facebookで「あなたの性格占い」だの「好みの色、行きたい国、好みの相手・・」などに答えさせていくつかのパターンの結果を知らせるなどというゲーム的暇つぶし投稿は、すべて回答者の個人情報を吸収しているとみられているようだ。
土地の価格調査、中古車価格依頼調査など個人情報をまず入れさせて回答を得られるものなどは明らかに其のたぐいだろう。初心者は「アップデート」と「アップグレード」の差も理解しないのに、毎日1時間に数度は「アップグレード」しないと大変なことになりそうなコメントウインドウが開く・・・。
最近はネットにつないだり切ったりするスイッチをかませて、デスクワークや画像処理の際は一切ネットに繋がないようにしている。これは結構効果がある。外出時は電源を切るのはもちろんだが、ネット回線も切断して行く。これお勧め。
LANコードをつなぐ途中に入れ込める。
個人的にはもうすぐガラケー携帯が壊れそうなのでスマホにせざるを得ないと覚悟しつつも、使用時以外は電源を切っておこうと思う。普通の生活にどれだけスマホが不要か自分自身でテストしながら生きてみようと思う。
あとは「便利」だからと何でも便利を享受してしまうと、人間がどんどん退化していくという話を、これも数週間前にこのブログでレポートしたが、最近のネイチャー誌、サイエンス誌でも続々この手のデータが出始めてきている。
「便利」の裏には、実は相当なリスクが生まれているのだ。ただ、便利を享受している人間はそれに気が付いていないか、気が付いていても「まさか」だの「俺だけは大丈夫」と思っている節がある。近いうちにはこの「便利」と引き換えに人間がどれだけ「退化」し始めているかのレポートを行なってみたい。