表紙デザインも編集・各ページレイアウトもコピーも全て自作なのでワンパターンだが、アマチュアが個人レベルで残す写真集としては結構良い記録だと思っている。
そのうち写真集が12冊だから5年で取りあえずの目標は越えてしまっていたのだ。そのうち4種類を日本自費出版文化賞に応募したらそれぞれ全部が入賞した。倍率は低く、10倍程度なのだが・・・。
しかし、裏ルートや出版社・印刷屋の息の掛かったひも付き応募作品が上位入賞する事が判っているので、もう応募するのはやめた。
第1回目の最優秀作品になったのは大学の美術科同級生のヒマラヤの子供達を撮影した写真集で、朝日新聞社にそそのかされて1,200万円だかを取られたと嘆いていた。社会の仕組みを知らないウブな人間を騙して金を出させるマスメディアの酷い事。
で、今回の写真集は真冬の北海道で撮影したオオワシとオジロワシを中心とした写真集だ。餌付けされたオオワシやオジロワシを船から同乗カメラマンと同じアングルで撮影したモノではなく、根室半島を一定期間車で回わり、20カ所以上で撮影したモノだ。
検討中のA案
同じくB案
中標津空港へ降りる前に知床半島が見える。
冬の北海道の景色は格別だ。
如何にも北海道らしい蛇行する河川。
上空から見た景色と現場へ行った感じはこれほど違う。
森林地帯、雪原、河川と野鳥を探すには最高の環境。
雪深い森林地区へはスノウシューが無ければまず難しい。つぼ足で入ると太腿まで埋まる。
餌付けされていない猛禽類の野生のままの生態を観る事が出来る根室。
納沙布岬の方は超自然のエリアだ。