夏の終わりのセミと言えば、今まで居残り組のアブラゼミとツクツクボウシ程度しか鳴かないと思っていたが、今年の夏は関東で見られる全種類がまるで全盛期の様に鳴いている。しかし、朝の気温が22℃くらいになると一斉に鳴かなくなるし、逆に夜最低気温が25度を上回るとアブラゼミが夜通し鳴き続ける。
これは都心の明かりが上空の雲に反射して、三鷹附近はある程度真夜中でも明るいのが原因かもしれない。カラスが夜どうし空を飛び、鳴くのも同じ理由だろう。
三鷹の野川沿いを、真夏の夕方走るようになって早5年が経つ。当初は気温が30度を下回ってから走るようにしていたが、体の方も慣れ8月半ばからは湿度さえあまり高くなければ32℃くらいでも走れるように成った。
これは精神力や気合の問題ではなく、合理的な事を覚えたからだ。強めの冷房の効いた部屋で3時間も過ごせば、低体温症とまではいかずとも、すっかり体も冷える。その状態で走る前に頭から水をかぶって拭かずにそのまま走るのだ。
17時頃から走るので陽も傾き、住宅街では道路上に家の影が出来るのでそこを走る訳だ。そうすれば走る事により生ずる向かい風で濡れた体の水分が蒸発し気化熱を奪うので、そう急に体温は上がらないという訳。
筆者が走る武蔵野の野川沿いにはトイレや水飲み場が点在するので、時々追加で頭から水をかぶる。だから穿いている短パンはスイミング用の短パンが殆ど。
背中には1Lの水入りペットボトルとコンパクトデジカメと手拭いサイズのタオルが2枚入っている。このカメラでほぼ毎回昆虫や植物を撮影し季節の移ろいをFacerbookに投稿し、記録として残している。
セミは見つける事で視力の訓練、手掴みする事で反射神経の訓練、等を加味しながら走る。勿論競争などしない、いわゆるスロージョギングに近くて良いのだ。ただ遅く走ると蚊など虫に食われる。
70歳古希を超えて体力や感染症などに対する抵抗力も落ち始めているが、サプリや薬を受け付けない体質なので、原始的だが自分で動くことで体力をキープせざるを得ない、面倒くさいのだが・・。
最高気温が35℃だったり26℃くらいだったり、差が激しい秋に入ったがこのまま体調維持を続けて行こうと思う。
という訳で、週末の今回はそのサンセットランの途中で撮影した季節の植物異常などをご紹介しようと思う。
昨年の画像ではない事をコンデジの画像データを横に付けてみた。
今朝6時前の朝の散歩で盛んに咲いている朝顔、至ってノーマルだ。
朝10時前のバス停横で何と藤の花が2房咲いていた。若葉も。
6月頃に咲くはずの合歓の花が、何故か今が盛りと咲いている。
サンセットランで沢山のススキの穂に気が付いた!
その横で早くも柿の実が熟して垂れ下がっているという不思議。毎年干し柿にする渋柿は12月に入って届くのだが・・・。種類で相当違うのだろうか?しかし9月第一週に熟すのは早すぎないか?彼岸花もまだだというのに。