2019年8月19日月曜日

北海道根室近郊の草原で見られる野鳥たち。 Wild birds found around the grassland near Nemuro of Hokkaido.

 28度を超す異様な熱帯夜明けの月曜日からしばらくは、この時期でもクールな北海道根室郊外の草原で出遭える野鳥のご紹介。
 一言で根室郊外と言っても筆者の場合は中標津市内~野付半島~納沙布岬~昆布森~霧多布岬までの広いエリアを指す。

 誰それに、何処どこにこういう野鳥が居るから・・・という事で行ったわけではないので、いつ何に出遭えるか判らないままの探鳥ツアーだった。だから探鳥ツアーの最初に出遭ったのが、冗談のような牧場のタンチョウだったことは先日このブログでご紹介した通りだ。

 野付半島の先端に行くまでの一本道沿いは、意外に多くの動植物が生息しているので、ここだけでまる一日費やしても損はないと思う。行かれる方は是非とも北方領土の方角だけでなく180度反対側の風連湖側を見て欲しい。特に春から夏にかけての時期はお勧めだ。

 森繁久彌さんの歌で記憶に在ると思うが「はまなす」という濃いピンクのバラ科の花が至る所に咲いて、その向こうにいろいろな野鳥を観ることが出来る。
意外に低い灌木に居るのはカッコウ。周りは遅い時期に開花するショウブの一種。

ノゴマのメスが飛ぶ足元のピンクの花がハマナス。

ノゴマは草原から根室市内に至るまであらゆる所に居る、改めて特集したい。

朝陽を受けてのノゴマ。

シマセンニュウは北海道に来なければなかなか出遭えない。

一見、オオヨシキリにもセッカにも似ている。

草原に行くと必ず出遭える。根室界隈の標準的野鳥?