2019年8月4日日曜日

団塊世代の世相談義、「態度をハッキリさせ始めた我が国ニッポン!」 Babyboomer's opinion about my country JAPAN!

 ここ2週間ばかり、団塊世代にとって結構興味を惹かれるニュースがいくつかあった。吉本の芸人トラブルに始まり、国内では7ペイの破綻の話、かんぽ生命の企業詐欺の問題…数知れない。

 まずは高校野球での将来のスーパースター級逸材を、選手のフィジカル面・選手生命をおもんばかって夏の甲子園出場権をかけた地方大会の決勝に出さなかった大船渡高校の監督に対する毀誉褒貶。次に日本に対して無理難題を吹っ掛け続けてきた隣国・韓国への毅然とした対処を始めた我が国の政府。

 民放TVが毎日こぞって特集を組む「吉本問題」のような次元の低い話題ではなく、上記2題はなかなか「先を読む」能力を持っていないと、理解も解釈もしづらい内容だ。

 高校野球の話はこのブログでも幾度も取り上げ、それなりに意見を述べてきたが、今ある春・夏高校野球の甲子園はなくして、新たな機構と新たな常識のもとに成り立ったハイスクール・ベースボール大会を開始すべきと提言した。

 この理由は簡単だ。今の甲子園常連校はその地域出身の高校生たちではなく全国から人脈と金脈を通じて集められたエリート集団によるチームになっており、各地方を勝ち上がってきた地元生まれの代表による本来の「全国高校野球」の姿ではないからだ。筆者が一時期育った熊本県八代市の秀岳館高校など、地元熊本県出身の選手が一人もいないので甲子園にまで行って応援するものが地元から殆ど居ないなど呆れる状況だった。

 同様に関西・大阪中心のプロまがいの高校野球チームなど、昨年の金足農業などに比べ2チーム分のメンバーで大会に繰り込んでくるなど、ある意味、純粋な高校野球はもう終わった・・・という感が在った。

 去年、二刀流の大谷翔平選手が肘のトミージョン手術を施し、1年間投手として投げないニュースは大きなショックと共にファンを心配させたが、実はこの肘の関節手術、プロ選手ばかりではなく、育ち盛りに腕や肘を酷使したリトルリーグの小学生・中学生も沢山受けている事を知って驚かされた。
※ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E6%89%8B%E8%A1%93

 これらは子供の成長過程で如何に腕や関節を痛めるかの証拠だ。それを助長させているのが「甲子園出場第一主義」、つまり今の高校野球関係者を中心とした日本の野球社会そのものの間違った価値観・常識によるものだろうと思う。

 例えば2013年の秋のドラフトで指名された甲子園全出場校の中から投手が何名居たかご存じだろうか?たった1名しかいないのだ。

 つまり、甲子園に出場しないとプロに認めてもらえない、甲子園に出場したからプロの評価が上がる、というのは必ずしも当たっていないのだ。
 高校野球がこのように、とんでもない状況になっていることを知ったのも、こういった今まで報道されなかった「高校野球界の不都合な真実!つまり裏を知ったが為だ。
 
 本場アメリカでは、年齢別で投球制限ルールを決めている。ベースボールはアメリカで生まれ明治の代に日本へ入ってきたものだ。それがいつの間にか日本独自の精神スポーツ「野球」に化けてしまった。そろそろ精神も選手育成システムもフィジカル面の管理も現代のベースボールに一新すべき時が来たのではないだろうか? 

 今回はこれに更に「スポーツ根性」をベースに将来ある選手たちをつぶす古い頭を持つ野球界の古株たちの時代錯誤も甚だしい論評に端を発している。評論家の張本勲が日曜日のTBS番組「サンデーモーニング」で持論を述べたりするのがその元凶だ。「頑張れば神風が吹くんですよ!」・・・的な精神論でスポーツ根性を誉めそやす恐竜時代の様な頭脳を持った野球人の一掃が必要ではないだろうか?

 ここに多くの元サイレントマジョリティ達の本音のサイトを列記してみた。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190801-00210468-diamond-soci

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190803-64911969-business-soci 

 これ以外にも数多く、ダルビッシュはじめ現役の著名選手が一斉にネット上で非難したせいか、今日のサンデーモーニングでは全国の代表が出そろったのに一言も高校野球に関して触れなかった。番組も張本も逃げたのだ。要は間違っていると認めたに等しい。是非考え方を改めて欲しい。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190804-00000077-sph-base

 野球の後は、日本そのものの世界の中での立ち位置と、その対外姿勢が大きく変わりつつある状況の話。
 筆者はその考え方において右寄りでも左寄りでもない。単に選挙権だけある一国民だから、ネット記事やSNSで偏った情報を得、虎の威を借りて声高にアジテートはしない。

 地球温暖化で地球がえらい事になっていると、受け売りで騒ぐことなどもしない。筆者は自分自身で激減して消えそうだというアルプスの氷河も観たし実際滑ったし、北極海の氷の薄さもアラスカ側から実体験してきた。週二回は近所の野川沿いを走り、10年前と昆虫や野鳥の数がどうなっているかも知っているし、それらが毎年の四季の変化や長雨の異常でどうなっているかも説明できるほど詳しくなっている。

 自分の眼で現場で自然物に接して、地球の危機などを実感するよう努力しているが、今のところ本当に「ヤバい!」と思うような急激な変化は起きていない。野鳥も昆虫も激減していないし、むしろ種が増えている。意図的に危機感を煽るネット報を真に受けたりしない。

 10年通った熊本の人吉市でも、ここ2~3年は元々希少種のヤマセミの繁殖数も増えている。減った野鳥は殆ど居ない。カワウなど増えすぎて逆に問題だ。シカやイノシシしかり、サルや熊も増え続けている。釧路湿原のタンチョウなど、保護のあまり増えすぎて周りの牧場の飼料を漁り牧畜化の迷惑に成っていて、何と間引かねば(=殺処分)という実態まで生じている。

 危機を煽る「情報」のほとんどは作為的なものだろう。毎年絶滅していく種より、新たに発見される種の方が数倍も多いのだ。もう人間が管理できないほどになっている。地球の自然を人間がコントロールなど出来る訳もないのだ。環境関係の人々は思い上がっていると言わざるを得ない。

 こうした中、我が国日本は国際捕鯨委員会から脱退した。その昔この国際会議に出ていた日本代表団が会場に居た他国の捕鯨反対メンバーに赤ペンキを掛けられ、酷い侮辱を受けた悔しい記憶がある。その時から、そんな行為を放任するような国際会議はとっとと脱退すべきだと思っていたが、今回数十年ぶりに留飲を下げた。日本が抜ければこのIWCなど存在意味はあまりないし、第一一番高い参加費や会議実施費を払っていた日本が抜けたのだ、この先どうなるかは火を見るより明らかだろう。
https://www.bbc.com/japanese/48821979 

 これは日本国民が戦後自我に目覚め愛国心を感じた最初の出来事ではないだろうか?今回の韓国への輸出手続きの優待外しも当然だろうと思う。いわば成績優秀者に与えられていた奨学金を、成績が悪くなったので取り上げられるってだけの話だろう?それを「不当だ!」と騒いでいるだけだろう?自分の行動・義務を棚に上げて権利だけを主張する、恥ずかしいレベルの人間たちなのだ。

 自分の事を棚に上げて文句を言い続けるのが朝鮮人種のモノの考え方だ。「断韓!」の黒鉄ヒロシではないが、筆者は朝鮮人種の異様さを大学時代サッカー部の試合で体験している。朝鮮大学校のチームとの試合は同点のまま延長戦に突入した。

 延長戦後半我が横浜国大サッカー部は2点を入れて、試合は終了したかに見えたが相手チームはもう15分延長したいと言い出した。延長前後半を終わって2点差で横国側の勝利なのだが、更に15分延長しないとこの試合はなかったことにする・・・」とモーレツに抗議してきた。我々チームは呆れかえって「じゃ、この試合は無かったことで良いが、此の事は神奈川県体育連盟に報告するとともに、今後二度と神奈川県内の大学サッカーチームは貴校との交流試合をしない」と言い切ったら、慌てた監督がやっと負けを認めた。

 朝鮮人種は約束したゴールを動かす・・・という話は筆者身をもって体験していた。1972年の事だ。
Presiとdent online 参照

 徴用工問題、自衛隊機レーダー照射事件、慰安婦像問題、旭日旗自衛隊入港拒否問題など、数々のいやがらせ、理不尽な国際約束破棄など度重なる日本に対する「無節操なやり放題」への「国際ルールにのっとった反撃」には支持が多く集まるのも当然だ。

 日本は今まで「ことさら争いを避ける」「視て見ぬふりをして耐える」ことを繰り返してきたが、舐められるのにも限界を感じたのだろう。同時にG20などで日本が議事国として各国の主張の嵐を調整・采配した中、今の世界的な交渉常識「主張してよいレベルの空気・限界」を読んで、日本も「言うべきは言う」「やるべきはやる」という体質改善に一歩足を踏み出したのだろう。良い事だ。

 詳しい個々への持論提示や評論は行わないが、日本の情けないメディア・マスコミの「落としどころ、収束への戦略は?」などと、珍しく戦略的行動を起こしている我が国の足を引っ張るような報道が多いのは一体どうした事だろう?

 朝日新聞など見出しを視る限り、まるで韓国の新聞のように見える。仲の良い聡明な友人の意見だと「そんなもん今頃気が付いたのお前?」と言われてしまったが、ネット上のマスコミ表示も半分以上が日本攻撃の記事で一杯の韓国の新聞や通信社のモノだったり、半分以上が途中で「これは有料記事です」などと、これから先は金を払え・・という「知りたい人の足元を見る」姑息なマスコミ商売の記事ばかりで呆れる毎日だ。
※ https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190801-00000071-sasahi-pol

 此の見出しに「戦略なき安倍首相・・・」とあるが、何処まで政府の戦略をこの記者は調べたのだ?それにいったいどこの国のメディアなのだAERAは?「文在寅の余裕」ともあるが、そう見ているメディアが世界に果たしていくつあるだろう?地元韓国新聞ですらそういう表現が無いのに呆れてしまった。

 あの朝日ジャーナルの後継AERAが、こんな夕刊タブロイド新聞のような見出しを出すようでは情けなさすぎる。日本人はこういった偉そうな上から目線のメディア主張を嫌う様になっている現状をまだ判っていないようだ。

 3日連続の北朝鮮のミサイル発射もアメリカのトランプは黙認している。これは「小さい短距離ミサイルはいくつ発射しても構わないが、同盟国の日本を脅かすようなレベルのモノを発射したら北朝鮮本土を直接攻撃するぞ・・・」くらいの脅しはかけていると思うし、中国、日本とも裏でそういう取り決めを情報共有していると思われるが、メディアはこの1週間に起きていることに振り回され、出てくる報道がバラバラで妙に浮き足だっているような気がする。
※ https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190804-00000004-kyodonews-int

 今後も、注意しつつTV・新聞、を中心にネット記事を観つつ公平な立場で、なおかつ自分が日本人であることをベースに世情を観ていきたい。