話は逸れるが、体積がもっと大きいヤマセミは、このインコを例にとれば似たような寿命があっても良いと思うのだが・・・。
愛玩用で飼われていた此のインコが野生化する状況は、世界各地で起きているようだ。ソウシチョウやブンチョウ、ガビチョウ、セキセイインコなどと同様だろう。
三鷹在住の筆者が観察した限りでは、野川流域、井の頭公園、国際基督教大学キャンパスなどに10~15羽程度の小群れで良く飛来している。 以前三鷹の深大寺町(神代植物園とは関係ない)の民家庭先の野鳥用餌台に毎日群がっていた事があったが、鳴き声と糞の匂いなど近所からのクレームで餌台を撤去、飛来しなくなった。
現在は井の頭自然文化園の野鳥ケージのあるエリアの高い樹の梢に羽休めで飛来する事があるが数羽程度だ。しかし観察するには夕方行けばほぼ出遭えよう。むろん入場料(一般400円、65歳以上200円年間パス800円)は必要だが・・・。
この野鳥はワカケダンスという体を左右に揺する踊りを踊る事で有名だと言うが筆者はまだ観た事が無い。
朝晩、上空50~80mを群れなして大岡山の塒と多摩地区の緑地帯を往復する。風が無い時は高度が高く、強風時は民家の屋根すれすれを飛ぶ。
大きいので、割に人間を警戒しないようだ。
松の木の下からレンズを向けても、ジーッと見つめるだけだった。
つがいなのかもしれないが、オスメスの特徴が判らない。以上全て井の頭自然文化園夕方3時頃。