冬の川では低温の為か魚の活性が悪いらしく、ミサゴだけではなく、カモメ、カワウ、カンムリカイツブリの類も盛んに魚を採餌していた。
熊本の人吉でも八代でもミサゴは沢山見る事が出来るが、この日の霞ケ浦には4~5羽のミサゴが上空から盛んにダイブしてくれた。
真上からの急降下でドボーンと行くのは誰もが目撃するダイブだが、今回収録したのは、急降下から水平飛行に移り、ほぼ真横からの浅い角度でのダイブだ。
ホバリングから急降下に入った瞬間のミサゴ。
主翼をつぼめて・・・。
一つの塊になって落下していく。
此処までは、物凄いスピードで落下してくるが・・。
ブレーキを掛けるように水平飛行に移り捕獲ダイブに入る。
真上から深い水中に飛び込む時と同じで頭より前に足の爪が出ている。
深い川なので目一杯飛び込んでいる。
しっかりと頭を捕まえて空気抵抗を考えている。
頭をもの凄い勢いでグルグル回し水切り中!犬と同じだ。この直後続いて必ず全身をブルブルさせ水を切るのがミサゴの習性だ。
こうして獲物を抱えて川上に進んで消えた。