熊本県の八代の干拓地野鳥情報へ数多くのアクセスを頂き感謝に耐えない。何故か此処3日間、海外、特にアメリカ合衆国からのアクセスが急増している。猛禽類をレポートするとロシアからのアクセスが急増するのはデータ上判っているが、此処までU.S.A.からのアクセスが増えている理由が良く判らない。
今朝など日本国内687に対しU.S.A.561だった。週間の累積なのか3日間の累積なのか判らないが異常ではないだろうか?アクセス上位10か国の合計で行くと国内687に対し海外840だ。こんなんで良いのだろうか?ますます自動翻訳を参考にしながらの英語表示に注意を払わねばならないと思う次第。
さて、昨日までの南九州の小雪舞う干拓地から、筆者の地元東京の野川流域の野鳥情報へ頭を切り替えてレポートしたい。
まずビッグニュースは今年もミソサザイに出遭えたことだ!昨年は「年頭1月に関東で大雪があった為、寒さと採餌困難で雪深い関東山地からミソサザイが降りて来た・・・これは異常気象に違いない。」とレポートしたが、真っ赤なウソだったようだ、申し訳ない。
寒かろうが、雪が多かろうが冬期にミソサザイは昔から東京に居たらしい。あの明治神宮にも2000年頃からのバードウォッチャーさんのブログにミソサザイが写っていた。
無知とは恐ろしいものだ、自分で視た事実や生態しか信用しないのはこの先も変えるつもりは無いが、反省しきりのミソサザイだった。
5日前の野川の下流域、調布市なのかもう世田谷区に入っているのか判らないが、野川の観察センターから3km以上下流部でチョロチョロ飛び回る茶色の小さな虫のような物を発見!それがミソサザイだった。周りは完全に住宅街で、その排水溝附近に居た。
今日はまずミソサザイレポート。明治神宮に引き続き年初から東京で2羽目のミソサザイに遭遇できた。
強い朝陽を浴びて自分の影を視るミソサザイ。
尾羽を上げた独特のスタイルだ。
時々こちらをチェックしていたが、決して警戒するそぶりは無かった。
別の個体だろう、少し離れた排水溝に出入りしていたミソサザイ・・・というよりミゾサザイ?
あまり野鳥にはそぐわない絵面だが、都会で生き抜くには見てくれではなく、天敵防御、温度確保、採餌環境を考えると排水溝が実は最適だったりするのだろう。花鳥図ばかりが野鳥の姿ではないという事だ。
こちらは橋の下で生活をしているらしいミソサザイ。
こういう所で生活する野鳥は、余程注意してみないと見つけられない。