2018年11月18日日曜日

団塊世代は北部長野で紅葉を楽しんだ! Baby-boomer generation enjoyed colorful autumn in northern Nagano sight.

 今年の紅葉は夏が暑すぎたエリアや、台風の影響で塩害を受けたエリアでは葉が赤や黄色にならず、茶色に縮れてしまい無残な姿に成っているようだ。
10月後半本州上空を飛んだ際の山岳部は紅葉の初期だった。

 天気予報で人工衛星から見た赤い日本列島が報道されたので、急激に気温が下がった日に思い立って、飯山から北へ入り野尻湖周辺の紅葉とこの季節の野鳥を楽しんで来た。思い立ったらすぐに行く!これが残された時間の少ない団塊世代の判断の速さだろうか?

 今年も山間地ではクマが随分出たそうだ。いわゆる里山の消失により、奥山と里とがダイレクトに接してしまう状況が全国各地で起こっているのがその原因だ。田も畑も休耕田となり、人が入らなくなったためクマが山から下りてきて、今まで人間が収穫していた柿や栗を食べるようになったのだ。長野北部でもまさにその現状を見て来た。

峠はほぼ完ぺきに紅葉している。

やはり標高の高い場所は赤や黄色が鮮やか。


日が当たると黄色が眩しい。

陽が陰って里山まで降りてくると休耕田が目立つ。

秋の収穫の跡が見えない休耕中の棚田。

クマ出没の看板があちこちに見受けられた。

柿の実もクマの餌に成らないよう完熟前に収穫する態勢のようだった。
撮影した野鳥は後日アップしたい。