2018年9月13日木曜日

雨の日の漁師竿はカワセミの独壇場? The fisherman pole on a rainy day is a monopoly of kingfishers?

 9月は一年中で一番ヤマセミに出遭えない時期だと書いたら、2名の方から問い合わせがあった。お二人とも今週末の3連休で行こうと思っていたのだが、どうだろう?という事だったが、正直に説明した。

 先週末の雨で増水した球磨川本流が収まっていたとしても、今日~2日間の雨でまたどの程度濁って増水するか予想が付かない。
 曼珠沙華を撮るには最高の日程だが、ヤマセミとなると探し出すのに相当苦労されるのではないだろうか?

 天気や川の状況ももちろんだが、連休ともなればアユ釣りの太公望も集中するので、ヤマセミは余計本流には出てこないだろうと思うと申し上げた。

 筆者は毎回人吉へ行く際、滞在中は一分一秒タクシーのメーターがカチャッ・カチャッと上がっているのだと自分に言い聞かせ、極力無駄を省く努力をしている。ケチというより無駄が大嫌いなので、行ってもヤマセミに遭えそうもない時には行かないようにしている。昨日のこのブログで説明した通り過去8年間・去年まで9月にはたった1泊しかしていない。全て地元の観察者の方々の情報を基に判断したものだ。

 自然観察、撮影はその自然に自分の都合を合わせなければ良い成果は上げられない。
・・・・・という事で、今日のブログは、季節が来るとヤマセミが好んで留まる漁師さんの刺し網干し竿でのカワセミの採餌行動。

 この時期、ヤマセミはなかなか漁師の竿には来ず、近くの川中の岩や樋門で行動している。(今年の場合)

人吉市内の球磨川本流には大水の際街中に本流の増水した水が逆流しない様に20カ所以上の樋門が存在する。

先週9月8日は人吉最終日で結構な雨だったが、車の中から撮影した。






今回は竿の手前の川縁にダイブして藻エビをゲットして戻ってきた。直後に首を180度回転して水を切ったが、この動作はヤマセミも良く行う。