で、その熊本空港を飛び立って、A-9の席から見下ろしたところ恐ろしい災害の爪痕を撮影する事になってしまった。滅多にこういう事は無いが、コンデジを常時持ち歩いて何かあれば撮影する筆者の癖がこういう結果に繋がっているのだろうと思う。
2015年9月の阿蘇山爆発を北九州上空を通過中のANA機内から撮影したのもその一つ。
2015年9月の阿蘇山爆発を上空のANA機内から撮影した動画もYoutube投稿。 https://www.youtube.com/watch?v=9_dIp6GEfug
今回も熊本空港から飛び立った直後から左の窓越しに見える日本を撮影し続けた。今日のブログはそうした日本の現状などをコンデジでレポート。
空港を飛び立ってすぐの阿蘇山ほぼ全景。外輪山の切れ目から観たもの。
阿蘇のお山は今日も活発に・・・。
1960年代憧れていた西ドイツのルフトハンザ航空のポスターイメージ(自作)
この頃、ルフトハンザの広告宣伝に興味が在ったのでよく覚えている。頭のマルマークを入れたり入れなかったりするのは何故だろうと思っていた。これは熊本空港を飛び立ってすぐの白川沿いの田園風景で当時のルフトハンザ航空の宣伝ポスターを想い起こして真似たもの。
阿蘇の地震で崩落した阿蘇大橋と山崩れの現場も良く見えた。
里山写真家の今森光彦氏の写真展で観たような景色が眼下に!
豊後水道に差し掛かった時に、海中に妙な直線部分が見えてきた。
近づいて行くと窓ガラスの光学的な影響だとか、何かの反射や映り込みではない事が判った。
角度的にも大きさ的にも何かが存在する事だけは画像から判る。
拡大しても自然現象なのか、人工的なものなのか不明。ミステリアス。
暫くすると松山市手前の瀬戸内海に茶色い川の水が押し出しているのが見えてきた。流域の平地は真っ茶色。
何とこれが愛媛県大洲市の肱川(ひじかわ)の洪水そのものだった。10名を超える方が亡くなり今も行方不明者が居るという。今目の前で起きている際が居も見えてしまう気が重い航路上のウインドウ景色だった。被災者のご冥福を祈ると共に、ご親族など残された方々にお悔やみを。同時に復旧活動に努力されている方々にエールを送りたい。