そんな中、普段聴きなれないアオゲラの声が聴こえた様な気がしたので「空耳?」と思いつつ、タモリの「タモリ倶楽部」ミニコーナー「空耳アワー」を頭に思い浮かべながらベランダのドアを開けたら、なんと庭の木に大きなアオゲラが居るではないか!
慌ててカメラをセットして再びベランダに出たら、隣の大学キャンパスの桜の樹に移ってくれていた。あまりに近い庭の木よりほどほど離れた隣のキャンパスの樹の方が観易いし撮りやすい。
アカゲラより警戒心が低いアオゲラは結構我が家の傍を飛び回っており、繁殖期には口笛でピョーッ、ピョーッ!と鳴くと附近へ近寄って来る。これは何度も試して同様の効果があった。
この時期のアオゲラは樹は突かず、木の皮の裏に居る昆虫・幼虫を長い舌で採餌している。
残念ながら窓からの撮影で角度を変えられないのがもどかしい。
やっと隣の樹に移ってくれてこちらを向いてくれた。
自宅の庭からアオゲラ!こんな贅沢があるだろうか?人吉の知人の山荘でベッドルームやダイニングから窓の外のヤマセミを撮影した事があるが、東京ではまずこういうチャンスはそうそう生まれない。