単発画像しか視ていなかった当時とは今は違うので、一連のヤマセミの行動の裏にある生態が良く見えてきて面白いと思った。
場所は球磨川本流、季節は春先。だいぶ筆者に慣れたと思われるヤマセミ個体が40m程の距離でダイブして採餌、それがどうやらくちばしで突き刺してしまったらしくしっかりと咥えられず空中で取り落とす。一旦水中に落ちた獲物をホバリングで場所を確認し再度ダイブして見事ゲットしたという一連のシークエンスをご紹介。
普通に採餌して喜んだのもつかの間
咥えたのではなく突き刺してしまった事に気が付き
暴れる魚をどうして良いか判らないまま
取り落としてしまったヤマセミのメス。
ホバリングしながら逃げた魚の動静を見極め
飛び込む準備の後
エイ、ヤッ!再ダイブ!
見事に今度はクチバシの奥でしっかり咥え
飛び去って行った
取り落としたことが恥ずかしいのか、遠くへ去ってしまった。